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リバプールユルゲン・クロップ監督が、ドイツSportbuzzer』のインタビューで引退の可能性を示唆した。

2001年の選手引退と同時にマインツの監督に就任し、指導者キャリアをスタートさせたクロップ監督。その類稀な手腕と人心掌握術で数々の実績を残し、2008年に就任したドルトムントではブンデスリーガ2連覇にDFBポカール制覇で黄金時代を築いた。

そして2015年夏から指揮を執るリバプールでは、今季は30年ぶりのリーグ優勝に導き、昨季のチャンピオンズリーグ優勝に続いて2季連続でビッグタイトルを手にした。

名実ともに世界トップクラス指揮官となったクロップ監督だが、リバプールとの契約満了後に引退の可能性もあることをほのめかしている。

「1年休みをとり、サッカーが恋しいかどうか自問する。もしノーだった場合、それがユルゲン・クロップという監督だったということだ」

「ある日、私が監督でなくなった時、見逃せないことがひとつある。それは試合直前の残忍な緊張だ。これはエンターテインメント税の対象外なんだ」

一方、プレミアリーグチャンピオンズリーグを制覇した今でも、チームの向上心は失われていないことを強調している。

クラブ全体が新しいシーズンに向けてさらに上を目指そうとエキサイトしているよ。我々はピッチの上で相手とボールを追い回し、対戦するのが不愉快だと思わせるチームであり続けたい」

「我々はどのタイトルも守れていないのだ。勝ち始めたばかりだ。まだまだ新しいタイトルが欲しい」

なお、クロップ監督とリバプールの契約は2024年まで。4年後、果たして名将はどのような決断を下しているのだろうか。

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