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1-4と大差をつけられて迎えたハーフタイムにベンチで落胆する姿が話題に

 バルセロナは現地時間14日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バイエルン戦で2-8と敗れ、ベスト8で姿を消した。歴史的惨敗となったなか、ハーフタイム中にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが意気消沈する姿が反響を呼んでいるが、識者間では大エースリーダーシップの適性にまで議論が及んでいる。

 前半4分に先制されたバルセロナは、その3分後にオウンゴールで同点とするも、同21分、27分、31分と立て続けに失点。大量4失点で前半を折り返した。後半12分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスチーム2点目を挙げて反撃態勢に入るかと思われたが、再びバイエルンゴールラッシュを許し、2-8という歴史的大敗を喫した。

 米スポーツ専門局「ESPN」は、ハーフタイム中のバルセロナロッカールームを扉の外側から撮影。ベンチメンバーピッチへと向かうなか、椅子に座り込んで呆然とするメッシの姿が映し出されていた。

「ESPN」ブラジル版でジャーナリストを務めるホセ・デル・ヴァレ氏は、自身のツイッターで「メッシキャプテンマークさえ巻くことができない」と綴り、エースの落胆ぶりを伝えた。

 すると、「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」でアンカーを務めるキャリー・コレア氏がこれに反応。「同じ状況でレアル・マドリードセルヒオ・ラモスなら周囲に叫び、励まし、力を与えていると想像する。個性とリーダーシップの問題」とレアル・マドリードの主将DFセルヒオ・ラモスを引き合いに出して、間接的に“キャプテンメッシ”を疑問視した。

 ヴァレ氏もコレア氏に同意し、「メッシリーダーではない。彼のリーダーシップは言葉ではなく、ボールとともにある」とプレーで引っ張るタイプゆえに、バイエルン戦の展開ではチームを鼓舞しきれなかったと見解を述べている。

 メッシがこの屈辱的大敗からどう這い上がっていくのかも、注目を集めることになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

バイエルン戦に出場したFWリオネル・メッシの落胆姿に注目【写真:AP】


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