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新型コロナウイルスの影響によって経営にダメージを受け、55名もの従業員を解雇することにしたアーセナル。その中には20年以上スカウトに関わってきたフランシス・カギガオ氏まで入っているという。

その前に選手たちには12.5%の給与カットが求められたが、そこに反対したと伝えられたのがメスト・エジルだった。

再開後のプレミアリーグで彼は一度もプレーする機会を与えられておらず、この影響もあったのでは?という報道もあった。

しかし、エジルは『The Athletic』のインタビューに対して以下のように話し、給与カットに反対した理由を明かしたという。

メスト・エジル

「選手として、我々は皆役に立ちたいと思っていた。しかしより多くの情報を求めていたし、答えが得られない多くの疑問があった。

不確実性が大きかった時は誰もが延期を受け入れていたし、もっと大きな割合の減給になってもよかった。サッカーや財務の見通しが明確であれば必要に応じて削減することもできた。

しかし、我々は適切な協議もなしにそのようなことに突入していた。
このような状況にある誰にとっても、全てのことを知る必要がある。なぜ物事が起こっているのか、そしてお金がどこに行くのか、それを理解する権利がある。

しかし十分な情報が得られなかったため、決定を下す必要があった。重要なことをするにはあまりにも拙速で、多くのプレッシャーがあった。

特に若い選手にとっては公平ではなかった。だから僕は拒否した。

僕を知っている人々は、自分がどれだけ寛大であるかを理解しているはずだよ。

自分が知っている限りでは、この給与カットを拒否したのは僕だけではないのだが、名前が出たのは僕だけだった。

この2年間、僕を破壊しようとしている人々がそうしたのだろうと理解している。真実ではない絵を描き、サポーターと僕が対立することを望んでいる者たちがね。

この決定がピッチにおける自分の出場機会に影響を与えたとは思わない。しかし僕は自分が正しいと感じるものに立ち向かうことを恐れない」

クラブの中やメディアに、サポーターと自分を対立させようとする人々がいる…というエジル。給与カットに反対したのも彼だけではなかったとも。

こんなトップ5ゴールもかつてまとめられていたエジル。

しかし今季はほとんどアーセナルで力を発揮できていない状況で、ミケル・アルテタ監督の構想からは外れてしまっているとも…。

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だがこのインタビューの中でエジルはアーセナルへの残留を明言。2022年夏まで残っている契約を全うすることを決断しているという。

エジル“減給反対で炎上”の理由を激白…「対立を煽る人がいる」


(出典 news.nicovideo.jp)