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サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、サウジアラビアのアル・ヒラルに所属する元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコがユベントス時代に決めたフリーキックだ。


ユベントスの下部組織出身のジョビンコは、エンポリやパルマでもプレー2015年メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCへと移籍すると、そこで結果を残し、2019年1月からはサウジアラビアのアル・ヒラルへと活躍の場を移している。

ユベントス時代には160cmと小柄ながら、そのテクニックと戦術理解度を高く評価され、名手アンドレア・ピルロにも匹敵するフリーキックを持つとまで言われた。

実際に、2013年1月9日に行われたコッパ・イタリア準決勝のミラン戦では素晴らしいFKを沈めている。

試合開始早々に失点を許したユベントスだったが、13分にゴールほぼ正面の絶好の位置でFKを獲得する。

入念に壁の調整をした後、ジョビンコはシュートモーションへと入る。しっかりと抑えが利きながらも、スピードもあるシュートは、壁を越えると瞬く間にゴールネットを揺らした。

今は昨年のアジア王者であるアル・ヒラルで活躍中のジョビンコ。33歳を迎えた今、イタリア復帰の噂も報じられるが、またヨーロッパでそのプレーを観ることは叶うだろうか。

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