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レンタル移籍が濃厚と見られていたなか、ビジャレアルへの1年間のレンタルが正式決定

 ビジャレアルは現地時間10日、日本代表MF久保建英レンタルで獲得したと発表した。2019年夏のレアル・マドリード加入から2年連続での武者修行となるが、“白い巨人”のサポーターからは「納得できない」「才能の無駄遣い」との声も上がっている。

 レアルは10日、久保を2021年6月30日までビジャレアルレンタルすることで合意したと発表。ビジャレアルからも同様の内容が発表され、久保はクラブ公式YouTubeチャンネルで「ここビジャレアルへたどり着くことができてとても満足しています。できることなら一緒に素晴らしい一年を過ごせることを願っています。グロゲッツビジャレアルファンの愛称)の皆さんすべてに挨拶します。前進していこう!」と流暢なスペイン語で地元サポーターメッセージを送った。

 レアルはFWヴィニシウス・ジュニオール、FWロドリゴ、DFエデル・ミリトンとブラジル勢が在籍。現状でチームの外国籍枠が埋まっており、久保をロースターに組み込む枠がないことは再三指摘され、2020-21シーズンレンタル移籍は濃厚と目されてきた。

 それゆえ、ビジャレアルへのレンタルある意味で“想定内”だが、久保が今季スペイン挑戦1年目ながらマジョルカでリーグ戦35試合4得点4アシストを記録しただけに、新シーズンからレアルでのプレーを望んでいた地元ファンも多いようだ。レアル公式ツイッターにはファンから“抗議”に近いメッセージも相次いでいる。

「納得できない。クボはベイルやヴィニシウス、ロドリゴよりも良いシーズンを過ごした」
「賢明な判断のように感じる。ビジャレアルはステップアップに役立つチームだ」
「これが最後のレンタルだと信じたい」
才能の無駄遣い。クボの才能を信じてみないか?」
「彼は最高ランクの侍なのに…」

 久保は2021-22シーズンレアルプレーすべく、ビジャレアルでしっかりとアピールしたいところだ。(Football ZONE web編集部)

ビジャレアルへのレンタル移籍が決まったMF久保建英【写真:AP】


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