(出典 www.theworldmagazine.jp)



サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが決めたフリーキックだ。


2018年ユベントスに移籍して以降も変わらぬパフォーマンスを披露するC・ロナウド。今季もここまで公式戦45試合35ゴール素晴らしい成績を残している。

しかし、FKとなると話は別。レアル・マドリーに所属していた2017年クラブワールドカップ決勝以来成功させることができていなかった。

ユベントス移籍以降もキッカーを担いながら42本連続失敗に終わっていたが、2020年7月4日に行われたセリエA第30節のトリノ戦でその不名誉な記録に終止符を打った。

2-1とリードする中、ユベントスは61分にゴールほぼ正面の絶好の位置でFKを獲得する。

いつもの佇まいからC・ロナウドは右足を振り抜く。以前のような無回転ではなく、巻いて落とすキックを選択すると、少しだけコースは甘かったものの、威力が十分だったことでゴールネットを揺らすことに成功した。

ユベントス移籍後初の直接FKによる一撃は今季のセリエA25ゴール目。ユベントスの選手がセリエA1シーズンで25得点以上決めるのは1960-61シーズンのオマール・シボリ氏以来の好記録となった。

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