(出典 www.theworldmagazine.jp)



 ミランOBのズボニミール・ボバン氏が、古巣の指揮官や元スウェーデン代表ズラタン・イブラヒモヴィッチについてコメントした。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ミラン3月7日、当時チーフフットボールオフィサーを務めていたボバン氏との契約を終了すると発表。2016年から国際サッカー連盟FIFA)の副事務局長を務めていた同氏は古巣からの強い要請に応えて復帰したが、わずか9カ月でクラブを去ることになっていた。

 ボバン氏は同紙のインタビューに答え、現在指揮を執るステファノ・ピオリ監督について次のようにコメントした。

ステファノは素晴らしい人であり、素晴らしいコーチだ。彼が契約した後に話をしたが、幸せだったよ。彼は素晴らしい仕事をしてくれたので、私は満足している。結局のところ、ピオリは本当に困難な時期に我々が選んだ監督で、彼と一緒にチームがどれだけ進歩したかを見ることができて良かった」

 ミランは今年1月にイブラヒモヴィッチを獲得。同選手は7年半ぶりのミラン復帰を果たし、リーグ戦18試合出場10得点5アシストを記録。同選手加入後、順位を11位から6位に上げ、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

 ボバン氏は好調ミランを牽引するイブラヒモヴィッチについて次のようにコメントしている。

「去年の夏の後、私は少なくとも2人の経験豊富な選手が必要だと言った。イブラヒモヴィッチとDFシモン・ケアー、そしてFWアンテ・レビッチの爆発的な活躍で、ミランはとても成熟し、自信に満ちてきた。その結果、他のほとんどの選手も良い方向に変化した。私は2月の時点ですでにイブラに契約延長をオファーを出していた。彼とは紳士的な契約を結んでおり、もし彼が調子を崩したら、引退を選択するという約束だった。ズラタンは自分の体の限界を十分に理解しているので、問題はないだろうと思っていたけどね。その時点で契約延長はできなかったとだけ言っておくよ」

イブラヒモヴィッチは天才であり、自然の力で違いを生み出すことができる。基本的には彼が少なくともあと1年はミランに残るだろう。彼がいたことで、チーム全体が良くなった。FWラファエルレオンを見てくれ。彼は並外れた才能を持っていたが、ガイドを必要としていた。だからこそ、私たちは常にズラタンに感謝し、リスペクトをもつべきだ」

再開後のミランを牽引するイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images


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