いよいよ今週末から再開されるUEFチャンピオンズリーグ。
レアル・マドリーは逆転突破を目指し、マンチェスター・シティとの2ndレグを戦う。
両チームをよく知る人物といえば、シティとレアルでプレーした経験を持つエマニュエル・アデバヨールだ。『AS』のインタビューに答えた彼はこんな話をしていた。
エマニュエル・アデバヨール
「(世界中でプレーしてきたなかで最高点は?)
マドリーに行く前にモナコ、アーセナル、シティなどのチームでプレーした。だから、違いが分かる。
マドリーは圧倒的だ。自分はそこでの素晴らしい経験を楽しんだよ。
俺はレアル・マドリーが大好きだし、チャンスがあれば戻ってお別れを言いたい。
マドリーと契約したのは、人生最高の瞬間だった。
でも、結局は自分のキャリアで最もプレーしなかったところだった。それでも自分に最も大きな影響を与えたクラブだった。
オーガニゼーションは素晴らしいものだったよ。自分の扱われ方、ファンからの愛情…全てがね」
エマニュエル・アデバヨール
「(マドリーはシティを逆転できるか?)
もし2年前にその質問をされていれば、イエスと答えただろうね。
クリスティアーノ(・ロナウド)がいたマドリーが有利だっただろう。
当時はゴールマシーンの彼がいた。彼はどんな瞬間でも違いを作り出せるし、シーズン50ゴールを叩き出す。
彼らはホームでの1stレグに1-2で負けた。相手はマンチェスター・シティであり、あの街や気候…非常に難しいものになるだろうね。
だが、不可能ではない。
マルセロやベンゼマ、クルトワなどマドリーには経験豊富な選手たちがいる。彼らはこういうビッグゲームを戦うことに慣れている」
「(マドリーがロナウドを売ったことは理解できるか?)
クリスティアーノがいなくなったマドリーは自分たちが失ったものを分かっている。
ロナウドのような選手を獲得すると考えていたのかもしれない。だが、彼のような選手は200年に一人の存在だ」
「(シティ戦で必要になるゴールをベンゼマは決めることができるか?)
ロナウドが去った時、彼は責任を引き受けなければいけなかった。彼は本当によくやっているよ。
多くの得点、重要なゴールを決めてきた。彼は危険が存在になるのは間違いない」
エマニュエル・アデバヨール
「(1stレグのシティは勝利に値したか?)
前半はとても均衡していたが、50分間に全てが起きた。
レアルが1-0でリードしたが、シティが同点に追い付き、(逆転した後に)セルヒオ・ラモスが退場になった。こういうことはビッグゲームでしか起こらないし、2ndレグは素晴らしい試合になると思う。
シティは試合の最後の部分が優れていたし、勝利に値したよ」
「(レアルはジョゼ・モウリーニョのもとで成長したと思う?)
モウリーニョのことは大好きだよ。俺たちは素晴らしい関係にある。
彼は俺をマドリーに連れてきてくれた人だ。彼にとって俺の居場所を見つけるのは難しかったにもかかわらずね。
俺の人生唯一のタイトル(コパ・デル・レイ)は、マドリーで彼とともに勝ちとったものだ。
いま彼はトッテナムにいるけれど、幸運を祈っているよ。サッカー史上最高の監督だ」
2011年1月にシティからレアルにローン移籍したアデバヨール。22試合で8ゴールを叩き出したが、半年でシティに戻っている。
背番号6を着けたレアル時代のアデバヨールのゴールがこれ(CLでは28番)。
これはメスト・エジルのアウトサイドスルーパスがすごすぎる…。
(出典 news.nicovideo.jp)
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