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サントス時代の2011年に生まれた超絶ゴールに海外メディアが再脚光

 世界トップクラスの選手の一人に数えられるパリ・サンジェルマンPSG)のブラジル代表FWネイマールはこれまで、卓越したテクニックを武器に数々の印象的なゴールを決めてきた。8月に再開されるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での活躍も期待されるなか、海外メディアブラジルサントス時代に決めた美技弾へ脚光を当て、その凄みを改めて伝えている。

 ネイマールサントスの下部組織からトップチームに昇格すると、17歳だった2009年にプロデビュー。南米年間最優秀選手賞を2度獲得するなどその活躍が注目され、13年にスペイン1部のバルセロナへ移籍した。バルサではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシウルグアイ代表FWルイス・スアレスとともに攻撃陣を牽引し、リーグ、CL制覇などのタイトル獲得に貢献。その後、17年に当時史上最高額となる2億2200万ユーロ(約275億円)の移籍金でPSGへと活躍の場を移し、今季リーグ戦では15試合13得点の成績を残している。

 現在、8月にポルトガルで集中開催されるCLに向けて調整に励むなか、海外メディアネイマールが9年前のサントス時代に決めた美技弾に再注目。この得点は11年7月27日に行われたフラメンゴ戦の前半に生まれたもので、敵陣左サイドにいたネイマールは巧みなタッチから味方とのパス交換を成功させ中央へ。ペナルティーエリア手前までボールを持ち込むと、鮮やかなステップでDF二人を突破し、右足のアウトサイドゴールネットを揺らした。

 このゴールについて、ペルー紙「Libero」は「ネイマールは物議を醸すプレーヤーでもあるが、PSGのアタッカーは、世界で最高の選手の一人であることをフィールド上で示す天才だ。その最たる例は、2011 年 7 月 27 日、サントスとフラメンゴの間で生まれたドリブルからのゴールだ」と綴り紹介。記事では同年のプスカシュ賞(年間最優秀ゴール)に選ばれたことにも触れられており、「リオネル・メッシウェイン・ルーニーなどの数字を超えて、権威あるプスカシュ賞を獲得した」と、2、3番手に続いたメッシルーニーを抑えての受賞だった事実も伝えている。

 当時のゴールについてはサントスの公式ツイッターでも動画が投稿されており、多くの反響を呼んでいる。ネイマールが魅せた美技は、9年という月日が経っても色褪せることはないようだ。(Football ZONE web編集部)

サントス時代のFWネイマール【写真:Getty Images】


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