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サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回はレアル・マドリーコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスバイエルン時代に決めたフリーキックだ。


2014年ブラジルワールドカップ(W杯)で本格的にブレイクした後、レアル・マドリーに移籍したハメスだが、安定したパフォーマンスを見せることができず、2017年夏にバイエルンに2年間のレンタルで加入した。

バイエルンはハメスの買い取りオプションを行使しなかったものの、2018年1月12日に行われたブンデスリーガ第18節のレバークーゼン戦では、その能力の高さを証明する見事なFKを決めている。

2-1とバイエルンが1点リードしている中、後半アディショナルタイムにペナルティーアーク内の絶好の位置でFKのチャンスを獲得する。

ゴールまでの距離が近すぎる感じもあったものの、ハメスが短めの助走から優しく左足を振り抜くと、カーブがかかったシュートゴール左上隅へと吸い込まれていった。

今季からはマドリーに復帰したものの、ジネディーヌ・ジダン監督はハメスを戦力としてはみなしていないと考えられ、今夏の去就に注目が集まっている。

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