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バイエルンドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの“歌”が物議を醸している。イギリスBBC』が伝えた。

ブンデスリーガ2019-20シーズン6月27日で終了。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による中断の影響を受けながら、5大リーグで最初にシーズンを完了させ、バイエルンの8連覇で終わった。

バイエルンチャンピオンズリーグ(CL)が残っているものの、束の間の休暇をとっている。そんな中、クロアチアでバカンスを過ごしていたノイアーの動画が大きな波紋を呼ぶこととなった。

その動画は、ノイアーがビーチで歌を歌っている様子を収めたもの。コロナ禍のなかで、上半身裸の男性たちと肩を組んで歌っていることもかなり問題視されるものだが、歌っている歌に問題があった。

その歌は『Lijepa li si(リエパ・リ・シ/あなたは美しい)』という曲で、トンプソンというクロアチアバンドが歌っているものだ。

このバンドは、クロアチアの極右過激派バンドとされており、かつてはバンドそのものがドイツ国内で大きな物議を醸したこともある。また、曲の内容が大きな問題であり、1990年代クロアチアの民族主義者によって主張された領土主張のものだ。

クロアチアでは非公式サッカーアンセムとみなされており、バルカン諸国では人気のある曲。しかし、一部の国ではこの曲を作ったマルコ・ペルコビッチ氏のパフォーマンスを禁じられているほど、デリケートな内容だった。

ノイアーがこの曲の歌詞の内容を理解しているかどうかは不明だが、ノイアーマネージャードイツ『ビルト』に対し「クロアチア語は理解していない」と語ったようだ。

内容を理解していたかどうかは分からないが、軽率な行動を取ってしまったことは事実。どのように収束するのだろうか。

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