2020-21シーズンのユニフォームを巡ってバルセロナとナイキが対立し、将来的なユニフォームサプライヤーの変更に発展する可能性があるという。
バルセロナの2020-21シーズンのユニフォームは既にデザインが発表されており、選手たちがシーズン終盤の試合で着用し、この夏に一般販売がスタートする予定だった。
しかし汗で濡れることや洗濯することによって色落ちするという欠陥が発覚し、一般販売向けに発送されていた商品もサプライヤーのナイキ社によって回収されることになった。
レアル・マドリードとバルセロナの情報を発信する『Madrid-Barcelona.com』によると、新形コロナウイルス流行の影響でクラブの収入が大幅に減少する中、ユニフォームの売り上げはクラブにとって貴重な財源となるはずで、バルセロナはユニフォームの販売によって2000万ユーロ(約24億2000万円)の収入を見込んでいた。
しかし、回収によってユニフォームの販売開始が先延ばしになってこの収入が見込めなくなったバルセロナ側は、ナイキ社に金銭的な補填を要求。回収後のナイキ側の対応にも不満を抱えているようで、状況次第では法廷闘争に持ち込まれる可能性もあるという。
ナイキ社は1998年からバルセロナのユニフォームサプライヤーを務めており、現在は2026年まで契約を結んでいるが、クラブ首脳陣はこの契約を破棄し、アディダス社に乗り換えることも検討し始めているという。
リオネル・メッシと契約するアディダスにとっても、バルセロナとのサプライヤー契約は歓迎すべきものだけに、今後の動向に注目が集まる。
(出典 news.nicovideo.jp)
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