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今季限りで退団のMFシルバニューカッスル戦で華麗なFKを叩き込む

 今季限りでの退団を発表しているマンチェスター・シティの元スペイン代表MFダビド・シルバが、現地時間8日のプレミアリーグ第34節ニューカッスル戦(5-0)で直接FKを鮮やかに決め、その左足の魔法が健在であることを示した。チームメートが満面の笑みで祝福する“パーフェクトな一撃”には、多方面から称賛が寄せられている。

 リバプールに王座を奪われ、残り試合で2位の座の確保を狙うシティ。本拠地エティハド・スタジアムにニューカッスルを迎えての試合では、自慢の攻撃力を遺憾なく発揮して5-0で圧勝した。

 3-0とリードを奪って迎えた後半20分、シティがゴール正面約20メートルの位置で直接FKを獲得すると、セットプレーの名手であるベルギー代表MFケビン・デ・ブライネも構えるなかでシュートを放ったのがシルバだった。左足を振り抜くと、ボールはGKが一歩も動けないほどのスピードで壁の上を抜け、そのままゴールネットを揺らした。

 得点が決まると、シルバは近くにいたデ・ブライネとハイタッチ。さらにそこへチームメートが次々と駆け寄り、満面の笑顔でシルバを祝福した。もみくちゃにされたシルバも思わず顔をほころばせた。DAZN公式ツイッターハイライト動画を投稿し、「GK泣かせのパーフェクトな一撃」とシルバのFKを紹介した。

 チームメートの笑顔を呼ぶシルバの“ゴラッソ”は、海外メディアや同僚選手からの称賛の対象となっている。米スポーツ専門メディアブリーチャー・リポート」の公式ツイッターは、「今のうちにプレミアリーグダビド・シルバの魔法を楽しもう」とのコメントを添え、ゴールが決まった瞬間やシルバが祝福を受けるシーンの画像を投稿した。

 英衛星放送「BTスポーツ」の公式ツイッターは、「スペインのマエストロが特別なFK」と評し、“魔法使い”とも称されるシルバの技術の高さを絶賛。ゴール後に真っ先にシルバに抱きついていたドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンもシルバとの2ショットを公開し、「シルバを見るのはいつでも喜び。エル・マーゴ(魔法使い)だ」とツイートした。

 シルバ2010年バレンシアからシティに加入。10年間にわたって活躍してきたが、契約満了をもって今季終了後に退団することが決まっている。別れを惜しむ声が多数挙がっているなかで、シルバがシティで華麗なラストダンスを披露している。(Football ZONE web編集部)

鮮やかな直接FKを決めたMFダビド・シルバ【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)