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ファーディナンド氏、フェルナンデス加入の好影響について言及

 名門マンチェスター・ユナイテッド黄金期を支えた元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、今年1月にポルトガル代表MFブルーノフェルナンデスが古巣に加入したおかげで、フランス代表MFポール・ポグバの活気が戻ったと語っている。英紙「デイリーミラー」が伝えた。

 ユナイテッドの下部組織で育ったポグバ2011年トップチームへ昇格。翌12年にユベントスに移籍すると、4年間にわたってレギュラーとして活躍し世界トップクラスの選手として評価を高め、16年夏に当時の史上最高額となる移籍金でユナイテッドに復帰した。しかし、ユナイテッドでは負傷などの影響で満足のいくキャリアを送れず、昨夏には移籍希望を公にしたとも伝えられていた。

 だが、新型コロナウイルスの感染拡大による中断を経て、6月17日から約3カ月ぶりにプレミアリーグが再開し、ユナイテッドでついにポグバフェルナンデスコンビが解禁されると、リスタートからの4連勝に貢献。特に素晴らしいのは、以前は退団の噂が浮上するなど今後の去就さえ不透明だったはずのポグバのコンディションで、再開後はゴールこそないものの2アシストを記録。現地時間4日に行われた第33節ボーンマス戦では中盤深い位置で確かなパフォーマンスを見せて5-2での大勝に貢献している。

 ファーディナンド氏は英メディア「BTスポーツ」のインタビューで、「ポグバは再開後から完全に違う選手のようだ。彼の試合でのエネルギーは、4年前にユナイテッド8900万ポンド(約120億円)を支払ったポグバそのもの」とコメント。「大きな要因は間違いなく、中盤のセンターで一緒にプレーしている選手、ブルーノフェルナンデスだろう。ポグバは恥ずかしい思いをしたくない。それが彼に必要だったモチベーションだったのかもしれない。スールシャールはあの2人の姿に大満足しているだろうね」と述べた。

 またフェルナンデスの加入により、ポグバの“ユナイテッドエース”としてのプレッシャーが大幅に軽減されたとも語るファーディナンド氏。フェルナンデスが加入したことがポグバの活気が戻るきっかけとなっているとの見解を示していた。
Football ZONE web編集部)

マンUで活気が戻ったFWポール・ポグバ(右)の要因をファーディナンド氏が指摘【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)