(出典 www.theworldmagazine.jp)



チームメート2人とともに今季終了後の退団が濃厚

 イタリアセリエAACミランに今冬の移籍市場で加入した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、新型コロナウイルスの影響で中断したシーズンが終了する8月末まで2カ月の契約延長には合意したという。イタリアサッカー専門メディアカルチョメルカート・コム」が報じている。

 イブラヒモビッチは昨年限りで米メジャーリーグサッカーMLSロサンゼルスギャラクシーとの契約が満了し、ゼロ円移籍でミランへ7年半ぶりの復帰を果たした。その後、チーム内では重要な地位を占めて健在の能力を見せつけてきた。

 しかし、クラブは来季からラルフラングニック氏の監督招聘を巡って内部対立を勃発させ、イブラヒモビッチの獲得に尽力したOBの元クロアチア代表MFズボニミール・ボバン氏や元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏といったクラブ幹部を冷遇。すでにボバン氏は解任された。

 そうした状況にイブラヒモビッチは来季の契約延長オプションに合意しないことが確実視されているが、本来であれば6月30日で切れる契約を今季のイレギュラーに合わせた8月31日まで延長することには合意したという。

 また、同様に今季で契約が満了となる元イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラと元アルゼンチン代表MFルーカス・ビリアとも8月末までの延長では合意。しかし、イブラヒモビッチを含め3人とも今季終了後にフリーでの退団が確実視されていると伝えられている。

 今季終了まではミランプレーすることを決意したイブラヒモビッチだが、来季に向けての移籍市場は欧州サッカー連盟10月5日までにすると各国に要請している。そのため、9月には新天地を巡って何らかの決断をすることになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】


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