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マジョルカが、久保建英を超える逸材を遠征メンバーに招集した。クラブ公式サイトが伝えた。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて中断していたラ・リーガ。先週11日に再開し、マジョルカはバルセロナと対戦。0-4で完敗を喫していた。

マジョルカは再開2戦目として16日にビジャレアルと対戦。そのアウェイ遠征メンバーには久保も入った中、15歳の逸材がメンバー入りした。

その名はFWルカ・ロメロ6月1日からファーストチームトレーニングに参加しており、コーチ陣からも高く評価を受けている。

マジョルカのアシスタントコーチを務めるダニ・ペディン氏は「彼は左利きスピードがあり、競争力がある。アルゼンチンの10番のプロトタイプがある」と評価。「フィジカル的に彼は安全に発達しきれていないので、トッププレーヤーと対峙した時に問題を起こす可能性があった。今は、彼の足と体を見て、成長し始めるのをみる」としていた。

また、リオネル・メッシと比較されることもあるルカ・ロメロだが、「メッシのようには見えない」とコーチは否定。一方で、「ダビド・シルバを思い起こさせる」とし、「ラインの間でプレーし、ディフェンスラインの背中を取り、ボールが渡れば、CBは向きを変えて対応しなければいけないので、その時に相手を殺すタイプだ」と評価している。

U-17アルゼンチン代表としてもプレー経験のあるルカ・ロメロラ・リーガデビューとなれば、15歳6カ月で史上最年少でのデビューとなる。

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