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英紙が今季残り試合でクロップ監督からチャンスを与えられる5選手を予想

 新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)による中断期間を経て、リバプールプレミアリーグ制覇に向けて再始動する。英紙「デイリーミラー」は、残りのシーズンユルゲン・クロップ監督から「輝けるチャンスを与えられる可能性のある5選手」をピックアップし、そのうちの1人に日本代表MF南野拓実が選ばれた。

 リバプールは今季27勝1分1敗の勝ち点「82」で、プレミア首位を独走。30年ぶりとなるリーグ制覇まで“マジック2”に迫っている。新型コロナウイルスによりリーグは3月中旬から中断していたが、感染拡大が落ち着いてきたため約3カ月ぶりに再開。リバプールは今月21日の再開初戦で、エバートンとの“マージーサイド・ダービー”を控えている。

デイリーミラー」紙は、「今季のタイトルが決まったら、注目はすぐにどのように来季連覇するのかという話に移るだろう。ユルゲン・クロップは残り試合でメンバーをローテーションすることを考えている」と述べ、今季終了までは過密日程となるため、交代選手枠が5人に拡大されていることもあり、誰にチャンスが与えられるかを予想。その1人に南野も選ばれた。

 今年1月に大きな期待を背負ってザルツブルクからリバプールに移籍を果たした南野。記事では、「ここまで出場した試合では、ミナミノはテンポが速くて、インテンシティーの高いイングランドサッカーに対処できていない。リバプールファンが特に懸念すべきは、FAカップで2部シュルーズベリーと戦った際の彼の貧弱なパフォーマンスだ」とする一方で、「だが、ザルツブルクがアンフィールドを訪れた時に彼が見せたクオリティーの片鱗も忘れてはいない。この中断期間のおかげで、ミナミノは新天地の戦術とスピードに適応するチャンスを得られたかもしれない。クロップファーストチョイスの3トップに休養を与えたいと考えている。これがミナミノにとって、“ボス”に本当の実力を証明する機会となる可能性がある」と続けている。

 同紙は南野のほかに19歳MFカーティス・ジョーンズ17歳MFハーヴェイエリオットスイス代表MFジェルダン・シャキリ、18歳DFキ=ヤナ・フーフェルを選出。若き逸材とともに、日本人アタッカーがどんなパフォーマンスを見せるのか、現地メディアでも注目されているようだ。(Football ZONE web編集部)

リバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】


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