(出典 www.football-zone.net)



バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの活躍と、タイトル争いに関する意外なデータ明らかになった。スペインマルカ』が伝えている。

2004-2005シーズンデビュー以来、バルセロナで16年目のシーズンを迎えているメッシ。この16シーズンの内11シーズンリーグタイトルを獲得しており、リーグ優勝率62.55%という驚異的な数字に。これは、現在のリーガ記録であるレアル・マドリーレジェンド、パコ・ヘント氏の66.66%(18シーズン中12シーズンで優勝)にも迫る勢いだ。

勝ち点2ポイント差で追う2位マドリーと、リーグ再開後の残り11試合で雌雄を決することになるバルセロナにとって、メッシの活躍は不可欠なものになるだろう。

しかし、直近の記録を振り返るとシーズンの最後の11試合におけるメッシの活躍は、必ずしもチームの優勝に繋がらないどころか、むしろ逆効果になるという意外なデータ明らかになっている。

直近10シーズンで7度のリーグ優勝を果たしているバルセロナだが、2011-2012シーズン2016-2017シーズンにはマドリーに優勝を譲っている。興味深いことに、それらの2シーズンにおける最終11試合において、メッシは自己ベストと自己2位のゴール数を記録している。

2011-2012シーズンメッシリーグ戦のみで50ゴールというとんでもない記録を残し、最終11試合でも19ゴールを決め、キャリアハイを記録している。しかし、このシーズンリーグタイトルを手にしたのは、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマドリーだった。

その5年後、2016-2017シーズンには、メッシは最終11試合で14ゴールマークし、キャリア2位の記録を残したが、このシーズンも優勝を手にしたのはジネディーヌ・ジダン監督率いるマドリーだった。

さらには、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリーが2強からリーグタイトルをかっさらった2013-2014シーズンにおいても、メッシは最終11試合でキャリア3位タイとなる11ゴールを記録している。

バルセロナが連覇を果たしている直近の2017-2018、2018-2019では、メッシは最終11試合でどちらも10ゴールマーク。申し分ない活躍であるが、11ゴール以上決めたシーズンは優勝を逃してしまう可能性が高いというジンクスが見えている。

もちろん、優勝争いの状況は毎シーズン異なるため、同じ基準では測れていないデータだが、メッシゴール数に少なくとも因果関係は見える。果たして、今シーズンの残りゲームはどうなる?

メッシの最終11試合のゴール数とバルセロナリーグ順位
(シーズン/順位/得点数)
2004-05/優勝/1ゴール
2005-06優勝/0ゴール
2006-07優勝/7ゴール
2007-08/3位/1ゴール
2008-09/優勝/5ゴール
2009-10/優勝/9ゴール
2010-11/優勝/4ゴール
2011-12/2位/19ゴール
2012-13/優勝/6ゴール
2013-14/2位/11ゴール
2014-15優勝/11ゴール
2015-16/優勝/7ゴール
2016-17/2位/14ゴール
2017-18/優勝/10ゴール
2018-19/優勝/10ゴール

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