マンチェスター・Cに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングは人種差別問題についてコメントを残している。9日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。
現在世界中で起きている人種差別被害に対するデモはサッカー界にも通じるものがある。ピッチ上で黒人選手が頻繁に被害を受けており、そのような問題に対する適切な対応が求められている。
スターリング自身も過去に人種差別被害に遭っており、一つの対処法として黒人監督の活躍を挙げている。同選手はインタビューにてサッカー界の対応と変化を求めているとコメントしていた。
スターリングは次のように語っている。
「現在500人ほどのサッカー選手がプレミアリーグでプレーしており、黒人選手の割合は全体の3分の1を占めている。それにもかかわらず、サッカー界のトップにはそのような人種の人が見当たらず、僕たちの声を代表してくれる人物がいない」
「もちろんこのような問題に対して積極的に取り組んでくれる人もいるが、現在世の中で起きているデモなどを機に、こういった人種差別問題について話し合う必要があると感じているよ」
「現在イングランド代表としてプレーしてきた黒人選手がトレーニングを受け、コーチへと転身しても、他の白人のコーチと比べて大きなチャンスを与えられていないように思う。僕はここに問題があると感じる」
「このような状況を改善する必要があると思うし、黒人のコーチや監督にもしっかりとしたチャンスを与えるべきだと思う。こういった変化を通じて、彼らにサッカー界のリーダーとして僕たちの声を代弁してほしい」
(出典 news.nicovideo.jp)
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