リヴァプールに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンが人種差別について言及した。4日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
同メディアのインタビューに登場したロヴレンは、近ごろ物議を醸している人種差別問題についてコメント。5月25日にアメリカのミネソタ州で、黒人男性のジョージ・フロイド氏が警察官による拘束を受け亡くなったことについて、自身の見解を以下のように語っている。
「アメリカで起きたことは受け入れがたい事実だ。人間は誰もが平等に見なされるべきだと思う。先日はドルトムントのFWジェイドン・サンチョが人種差別へ反対するゴールパフォーマンスを見せたが、重要なのは彼のようにサッカーを通して何を伝えられるかだ。サッカーにできることはゴールを決めることだけではない」
「時に『サッカーに専念しろ』という批判もあるが、僕はそう思わない。僕たちも皆人間であり、多くのことに興味を抱いているからね。もちろん中心には常にサッカーがあるだろうが、ポジティブな発信で誰かを後押しできたり救えたりするのなら、積極的に取り組むべきだと思う。自分たちには、何か良いことを生み出せる力があると信じているんだ」
社会問題の解決へ、ロヴレンは決意を固めているようだ。
(出典 news.nicovideo.jp)
コメント
コメントする