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リバプールユルゲン・クロップ監督は、優勝が決定した後もチームスタンダードを落とすことはないと話した。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で中断するまで、リーグ戦29試合中27試合に勝利し、独走態勢に入っていたリバプールクラブとして30年ぶりのリーグ優勝決定まであとマジック“2”としている。

これまでのプレミアリーグ史上最高勝ち点は、2017-2018シーズンマンチェスター・シティが記録した勝ち点100だが、今シーズンリバプールはこの記録を充分視野に捉えており、仮に残りの試合に全勝した場合は勝ち点109となる。これはシーズンを通して獲得可能な全勝ち点が114ポイントということを考えると信じられない記録となる。

リバプールファンメディアである『The Anfield Wrap』のポッドキャストに出演したクロップ監督は、リーグ再開後早々に優勝が決まったとしても、最高勝ち点を目指してチームが手を緩めることはないと語った。

「再開後1週間でタイトル争いが終わるという考え方はしたくない。最初の1試合、2試合だけではないからね」

「全試合勝ちにいきたい。最高勝ち点を目指したいということだ」

コロナがあってもなくても、今シーズンは今までで最も特別なシーズンになる可能性がある。もう来シーズンに向けての準備を整え、我々は正しい方向に進み続けなくてはならない」

「また我々のチャンスのために戦わなくてはならないんだ」

クロップ監督は通常より短縮されることが見込まれるオフシーズンについても言及。リーグ再開後にしっかりとリズムを取り戻すことがより重要になると述べた。

「当然だが協会やリーグは、今シーズンを終わらせるために、FAカップチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)の試合を行うスペースを見つけなくてはならない」

「それが終わったら、9月の初めか中旬くらいまで2、3、4週間ほどのオフがあるが、長い休みにはならないだろう」

「過半数のクラブが必要最低限の休みだけを取ることになる。休暇が短くなるのは残念だが、少なくとも休むことができる。その後は開幕に向けた準備だ」

「今シーズンの終わりと来シーズンの始まりの間にはあまり時間がない。我々は、目下にある未来と、その後の未来のために準備をしなければならない」

「万全の準備をしなければならない。なぜなら世界は以前と違うものになっているからね」

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