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5-3-2の新システムセンターバックの一角を務める可能性が高まる

 イタリアセリエAサンプドリアは今月21日の再開初戦から残留を争う戦いに臨むが、イタリアサッカー専門メディアカルチョメルカート・コム」はクラウディオ・ラニエリ監督が新システムを導入するとレポート。吉田について高額年俸を指摘して「価値を示さなければならない」と記した。

 セリエAは全体に25試合か26試合を各チームが消化した時点でリーグが中断。18位以下の3チームが降格となるリーグで25試合を消化しているサンプドリアは、26試合を消化している17位ジェノア、18位レッチェと勝ち点1差で16位と楽ではない位置にあり、再開初戦で強豪インテルと対戦する。

 そのゲームを含む13試合で、ラニエリ監督は「5-3-2システムを導入する」とレポート。特に中央で3人並ぶDFには、オマル・コリー、ロレンツォ・トネッリ、吉田の組み合わせになるとした。

 吉田は今冬の移籍市場最終日に、イングランドプレミアリーグサウサンプトンから今季終了までの期限付き移籍で加入している。それだけでなく、記事ではこの3人はいずれも新シーズンに向けた移籍市場にも絡むと指摘している。

 コリーには先日、吉田の保有権を持つサウサンプトンから獲得の興味が報じられた、トネッリはナポリから買い取り義務付き期限付き移籍での加入選手。そして吉田に関してはラニエリ監督が完全移籍加入を望むとした一方で「プレミアリーグから来た選手で年俸は高いものになる。だからこそ、まずはその価値を示さなければならない。だが、サンプドリアは彼をとどめたいと思っている」と、その状況を記した。

 ラニエリ監督は吉田獲得に際して「私に足りなかった右のセンターバックだ」と話しているだけに、右のストッパーで起用される可能性が高そうだ。残留争いを勝ち抜き、吉田はサンプドリアを救う存在となれるだろうか。(Football ZONE web編集部)

サンプドリアの吉田麻也【写真:Getty Images】


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