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横浜F・マリノスは28日、ベルギー2部のロケレンから元日本代表MF天野純(28)の復帰及びDF小池龍太(24)の完全移籍加入を発表した。

両選手は4月23日オンライントレーニングよりチームに合流しており、天野が背番号39、小池が背番号25を着用する。

横浜FMの下部組織出身の天野は順天堂大学を経て、2014年に加入。昨年7月に1年間のレンタル移籍でロケレンへ旅立つまで公式戦138試合に出場し17ゴールを記録。昨シーズン背番号10を背負うと共にキャプテンを務めていた。ロケレンでは公式戦26試合の出場で4ゴール4アシストを記録していた。

一方、JFAアカデミー福島から当時日本フットボールリーグ(JFL)に所属していたレノファ山口FCに加入した小池は、クラブと共にJ3リーグ、J2リーグとステップアップを果たし、2017年にはJ1の柏レイソルに完全移籍。加入1年目から主力を担い、昨年8月に天野に続く形でロケレンへ完全移籍。公式戦29試合の出場で2ゴール1アシストを記録していた。

電撃的な形で横浜FMへの復帰、完全移籍が決定した両選手はクラブ公式サイトで以下のようなコメントをしている。

◆天野純
ヨーロッパで絶対に成功してやると強い気持ちを持った中で、このような形で復帰する事になってしまい、正直に言うととても悔しい気持ちがあります。しかし、F・マリノスに復帰する事が決まり、気持ちが切り替わり、今は大好きなF・マリノスサッカーをできる喜びを感じています。この難しいタイミングで受け入れてくれた、F・マリノスには感謝の気持ちでいっぱいです」

「もちろん、昨年の優勝チームに戻るという意味は理解しています。まずは、チームメイトコーチングスタッフファンサポーターの方々に認めてもらえるように、一から頑張っていきたいと思います。まだ自分は優勝の味を知らないので、今年も優勝しましょう!」

◆小池龍太
「初めまして。この度、横浜F・マリノスに加入する事になりました小池龍太です。まず初めに、今回この様な大変な時期に僕を獲得して下さったクラブに心から感謝申し上げます」

ファンサポーターの皆様へ。我慢の日々が続く中、F・マリノスサポーターの皆様にこのリリースが少しでも励ましになればと思っています。また、伝統あるビッグクラブの一員になれた事を誇りに思います。これからは『すべてはマリノスのために』。僕の心をトリコロールに染めどんな時も熱く闘い、多くの勝利に貢献したいと思います。サポーターの皆様にスタジアム・練習場でお会い出来ることを楽しみしています!その日まで全員で乗り越えましょう!! 応援宜しくお願いします。」

なお、両選手が在籍していたロケレンは深刻な経営難に陥っており、先月20日に破産宣告を受けていた。また、ベルギーサッカー協会(KBVB)からプロライセンスもはく奪されていた。

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(出典 news.nicovideo.jp)