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 2010年5月22日は、インテルにとって歴史的な日だ。2009-10シーズンチャンピオンズリーグ(CL)決勝でバイエルンを2-0で下して優勝。ジョゼ・モウリーニョ監督の下、すでにセリエAコッパ・イタリアを制していた彼らは、イタリアクラブとして初めての“3冠”を達成した。

 あれから10年。偉業を成し遂げた選手たちは何をしているのだろうか。2009-10シーズンの主要メンバー15名の“今”を、当時の背番号とともに紹介する。

※年齢は5月22日時点のもの
[写真]=Getty Images

◆▼DF 4 ハビエル・サネッティ


(元アルゼンチン代表/当時36歳⇒現在46歳)

 キャプテンとしてビッグイヤーを掲げたのが、サネッティだ。1995年夏から在籍し、バイエルン戦がインテルでの記念すべき公式戦700試合目だった。2013-14シーズンを最後に現役を退き、インテル副会長に就任。背番号4はクラブ永久欠番になっている。

◆▼GK 12 ジュリオ・セーザル


(元ブラジル代表/当時30歳⇒現在40歳)

 2005年夏からインテルで守護神を務め、セリエA5連覇など数々のタイトル獲得に貢献。2009-10シーズンセリエAUEFA欧州サッカー連盟)の最優秀GK賞をダブル受賞した。退団後はイングランドアメリカポルトガルプレーし、2018年に引退。今年3月にFIFA国際サッカー連盟)の公式Twitterファンからの質問を受けた際には、キャリア最高の瞬間の一つにインテルでのCL優勝を挙げていた。

◆▼MF 10 ウェズレイ・スナイデル


(元オランダ代表/当時25歳⇒現在35歳)

 昨年8月に引退を表明したスナイデルインテルには2009年夏に加わり、司令塔として3冠達成に大きく貢献した。オランダ代表でも中心選手して活躍し、2010年南アフリカW杯で準優勝。クラブと代表で素晴らしい結果を残しながら同年のバロンドールに選出されなかったことは、大きな議論を呼んだ。

◆▼FW 22 ディエゴ・ミリート


(元アルゼンチン代表/当時30歳⇒現在40歳)

 加入1年目だった2009-10シーズンセリエA35試合に出場し、リーグ2位の22得点をマーク。CL決勝では優勝に導く2ゴールを挙げ、歴史に名を残した。2014年インテルを離れた後は、母国のラシン・クラブプレー2016年に現役生活に別れを告げ、現在は同クラブスポーツディレクターを務めている。

◆▼DF 6 ルッシオ


(元ブラジル代表/当時32歳⇒現在42歳)

 2009年バイエルンからインテルに加入すると、CL決勝で古巣を下してビッグイヤーを掲げた。在籍したのは3年だったが、屈強なフィジカルと対人の強さを武器に守備の柱として君臨。インテル退団後はユヴェントスやサンパウロインドのFCゴアなどでプレーし、今年1月、41歳で現役生活に幕を下ろした。

◆▼DF 25 ワルテル・サムエル


(元アルゼンチン代表/当時32歳⇒現在42歳)

 ルシオセンターバックコンビを組んだのがサムエルだ。2005年から2014年までインテルに所属し、セリエA5連覇やCL優勝を成し遂げた。引退後はインテルスイスのルガーノでコーチを務め、2018年からはアルゼンチン代表のアシスタントコーチを務めている。

◆▼DF 13 マイコン


(元ブラジル代表/当時28歳⇒現在38歳)

 2006年の加入直後から右サイドバックレギュラーに定着したマイコン。圧倒的な攻撃力を武器に、2009-10シーズンは公式戦で7ゴール12アシストを記録した。2012年の退団後は、マンチェスター・Cローマに在籍。昨年末に母国のクリシューマECを退団し、現在は無所属となっている。

◆▼FW 9 サミュエル・エトー


(元カメルーン代表/当時29歳⇒現在39歳)

 ズラタン・イブラヒモヴィッチとのトレードにより、2009年夏にバルセロナから加入。ラブコールを送ってくれたモウリーニョ監督の期待に応え、異なるクラブで2シーズン連続の3冠を達成した。2011年のインタル退団後は、ロシアイングランドトルコカタールの4カ国でプレー。昨年9月に22年間の現役生活に終止符を打った。

◆▼MF 19 エステバン・カンビアッソ

(元アルゼンチン代表/当時29歳⇒現在39歳)

 インテルに在籍した10年間で、公式戦431試合に出場したカンビアッソ。優れた戦術眼で中盤を支え、モウリーニョ監督も「私にとって大事な選手の一人」と惜しみない称賛を贈った。引退後は指導者に転身し、2018年ロシアW杯ではコロンビア代表のアシスタントコーチを担当。先日には、サネッティとのインスタライブを実施してファンを喜ばせた。

◆▼MF 5 デヤン・スタンコヴィッチ


(元セルビア代表/当時31歳⇒現在41歳)

 豊富な運動量で中盤の複数ポジションをこなしたスタンコヴィッチ。2004年1月にラツィオからインテルに加入すると、2009-10シーズンのCLの他に、セリエAで5回、コッパ・イタリアで4回の優勝を経験した。2013年インテルで現役生活に幕を下ろした後、ウディネーゼアシスタントコーチを務め、昨年12月からは古巣のツルヴェナ・ズヴェズダで監督デビューを果たした。

◆▼MF 8 チアゴ・モッタ


(元イタリア代表/当時27歳⇒現在37歳)

 2009年夏にミリートと共にジェノアからインテルに加入。モウリーニョ体制下で中盤のキープレーヤーとなった。バイエルンとの決勝は出場停止により欠場を余儀なくされたが、大会を通じて8試合に出場し、3冠達成に貢献した。2018年の引退後はパリ・サンジェルマンのユースチームで指揮を執り、昨年10月にはジェノアの監督に就任。しかし成績不振を理由に、2カ月で解任された。

◆▼DF 26 クリスティアン・キヴ


(元ルーマニア代表/当時29歳⇒現在39歳)

 2007年インテルに加わり、左サイドバックセンターバックとして活躍。バイエルンとのCL決勝では対面するアリエン・ロッベンを封じ込め、完封勝利に貢献した。2014年インテルで現役生活を終え、昨年夏から同クラブU-17の監督を務めている。

◆▼FW 27 ゴラン・パンデフ


北マケドニア代表/当時26歳⇒現在36歳)

 パンデフは2009-10シーズンの冬の移籍市場でラツィオからインテルに加入。モウリーニョ監督の信頼を得てレギュラーの座を掴み、3冠達成に貢献した。36歳となった今も現役を続けており、現在はジェノアプレー。今冬にはインテル復帰の話があったそうだが、ジェノアへの忠誠を重んじて断ったことを明かしている。

◆▼FW 45 マリオ・バロテッリ


イタリア代表/当時19歳⇒現在29歳)

 今季からブレシャでプレーしているバロテッリも3冠メンバーの一員だ。ただシーズン途中の2010年3月には公の場で宿敵ミランユニフォームに袖を通すなど、問題行動を連発。クラブとの関係は悪化し、3冠達成直後の夏にマンチェスター・Cへと売却された。

◆▼DF 23 マルコ・マテラッツィ


(元イタリア代表/当時36歳⇒現在46歳)

 2001年から10年間インテルに在籍したマテラッツィ。2009-10シーズンは守備固めでの起用がメインだったが、3冠に輝いたチームベテランとして支えた。2014年からインドクラブで選手兼監督を務めた後、現役引退。現在はインスタライブなどで選手時代の裏話を暴露し、たびたび世間を賑わせている。

(記事/Footmedia

10年前、インテルはCLを制して“3冠”を達成した [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)