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16歳のDFマルク・フラード16歳DFフアン・ラリオスにイングランド移籍が浮上

 バルセロナの若手流出が止まらない。英紙「デイリーメール」は次世代のスター選手が次々とクラブを去っている状況について、「バルセロナヨーロッパライバルに取って代わられた」と指摘した。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらを輩出してきたカンテラの選手たちは、今や別の欧州クラブでの成功を求めているという。

 バルセロナの育成組織「ラ・マシア」と言えば、過去に多くの名手を輩出してきた。現在のチームの中心であるメッシをはじめ、スペイン代表のMFセルヒオ・ブスケッツ、DFジェラール・ピケ、DFジョルディ・アルバ、そして黄金期を作ったMFイニエスタ(現ヴィッセル神戸)やMFシャビ(現アル・サッド監督)もそうだ。

 しかし、近年はカンテラから新たにトップチームに定着する選手の数は減少。生え抜き選手の昇格よりも、他クラブから高額移籍で引き抜いたブラジル代表FWネイマールウルグアイ代表FWルイス・スアレスといった選手を重用する傾向にシフトしていることが、大きな影響を及ぼしている。

 直近ではU-17チームで台頭している16歳のDFマルク・フラードマンチェスター・ユナイテッド移籍の浮上。クラブは残留を望むも、イングランド移籍が加速しているという。同様に期待の16歳DFフアン・ラリオスもマンチェスター・シティ移籍に近づいている。

 また、昨夏にはシャビの後継者と目されたMFシャビシモンズがパリ・サンジェルマンへ移籍。いずれトップチームへ復帰すると見られていた日本代表MF久保建英レアル・マドリードへ電撃移籍した例もある。

近年は他クラブからの“引き抜き”がメインで、下部組織出身の主力はS・ロベルトのみ

 過去に目を向ければ、2003年にMFセスク・ファブレガス16歳アーセナルへ渡ったように、まだ才能が開花する前の若手がバルセロナを離れて移籍を求めるケースが増えている。この状況について記事では「バルサ明らかに才能がある選手をめぐって、ヨーロッパライバルクラブに取って代わられた」と指摘されている。逸材の発掘や育成において抜きん出た存在ものの、今やその地位を失ってしまったという。

2012年ティト・ビラノバがユース出身選手の11人をピッチに送り込んだことは記憶に新しい。あの日バレンシアと対戦した試合からリオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケッツ、ジェラール・ピケ、そしてジョルディ・アルバは今も残っているが、それ以来ラ・マシアからレギュラーポジションをとったのはセルジ・ロベルトだけだ。クラブは若い才能がお金のために去っていくことを問題視していない。ディレクター陣はラ・マシアが利益を上げることに誇りを持っている人もいる」

 記事では、クラブが利益を求めて選手の売却に積極的になっているとも伝えられている。バルセロナは過去4シーズンだけでも、計20人のホームグロウン選手を売却しているという。

 今季は16歳のFWアンス・ファティがトップデビューを飾って強烈なインパクトを残したが、クラブネイマールの復帰やインテルアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの獲得を目指していると報じられている。新型コロナウイルスの影響で大型補強は難しい状況とも見られているが、カンテラ育ちの選手がトップチームに入り込む余地はあるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

バルセロナから若手の放出が盛んな訳とは…【写真:Getty Images】


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