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 1998年から2012年まで国際審判員として活躍したイトゥラルデ・ゴンサレス氏は、スペインの審判の90パーセントレアル・マドリードファンであると述べた。21日に、スペインラジオ局『カデナ・セール』が報じている。

 ゴンサレス氏の証言は、サッカー界に波紋を呼びかねないものだった。『カデナ・セール』の番組「El Larguero」に出演した同氏は、スペインの審判のレアルファンバルセロナファンの割合を聞かれると、こう答えた。

レアルが90パーセントバルセロナは10パーセントだ」

「(あなたはそのどちらに属していましたか? という問いに)どちらでもない。私はバスク自治州出身で、アスレティック・ビルバオのファンだ。現役で試合をさばいていた時だって、みんな私がビルバオファンであることを知っていたよ」

スペインの人口の70パーセント程度がレアルを好いている。カタルーニャを除いてね。ジョゼップ・グアルディオラ監督が黄金期をもたらしたことで、最近はバルセロナを支持する若者も増えている。でも、リオネル・メッシが華々しくデビューする前は、レアルファンが圧倒していた」

 もちろん、審判はプロとしてホイッスルを吹くのが大原則だ。しかし、その審判に明確な“お気に入り”のチームが存在し、そのお気に入りの大半がレアルであることを明かしたゴンサレス氏の発言は、大きな物議をかもしている。

ゴンサレス氏は、度々「エル・クラシコ」でも主審を務めてきた [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)