(出典 www.soccerdigestweb.com)



トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、韓国での約3週間の基礎軍事訓練を終了し、イングランドへ帰還した。

2015年夏にレバークーゼンからトッテナムに加入したソン・フンミンは、これまでプレミアリーグ通算151試合に出場し、51ゴール30アシストを記録。今季も21試合に出場し9ゴール8アシストイングランド代表FWハリー・ケインと共にチームの貴重な得点源となっている。

しかし、シーズン途中に腕を骨折。さらに、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けてリーグが中断。その間、韓国へ帰国していたソン・フンミンは、免除されていた兵役以外に義務付けられている約3週間の基礎軍事訓練を受けていた。

同じ韓国人レジェンドであるパク・チソン氏をも超える活躍を見せ、アジア人選手としては初のプレミアリーグ50得点到達者でもあるソン・フミンがこれまでプレミアリーグで決めたベストゴールを5つ紹介する。

5位:2018-19シーズン 第16節 レスター・シティ

前半アディショナルタイム、DFセルジュ・オーリエからのパスを右サイドで受けたソンは、カットイン。相手DFのジョニーエバンスを振り切り、ボックス手前から左足を振り抜いた。綺麗の弧を描いたシュートはGKカスパー・シュマイケルの懸命に伸ばした手も届かず、ゴールネット左上に突き刺さった。

4位:2016-17シーズン 第6節 ミドルズブラ戦

サイドで先発したソン・フンミンは前半7分に先制点を記録。さらに23分には、ボックス左隅でボールを受けると、やや強引にマーカーを剥がす。ゴールから離れながらの難しいシュートであったが、うまく腰をひねって放ったシュートは見事なスピードコースゴールネットの右を一閃。相手GKのビクトル・バルデスは一歩も動けなかった。

3位:2017-18シーズン 第21節 ウェストハム戦

1点ビハインドで迎えていた後半39分、相手陣内中央、ゴールから約30mほどの距離でフリーボールを持ったソン・フンミンは、相手のマークが来る前に思い切り右足を振り抜いた。少しアウトに回転がかかった弾丸シュートには相手GKアドリアンも触れられず。仮に触れていてもあの威力であれば前に弾くことは困難だっただろう。

2位2019-20シーズン 第16節 バーンリー戦

試合開始10分で2点のリードを奪っていたスパーズ。自陣深い位置でボールを受けたソンは、次々と迫りくる相手7人をドリブルでかわし、約70mを一人で運んだ後、自らフィニッシュを決めた。この異次元ゴールにはジョゼ・モウリーニョ監督も試合後の会見で、元ブラジル代表FWロナウド氏を引き合いに出し、まるで"ソナウド"だと絶賛していた。

1位2018-19シーズン 第13節 チェルシー

サイドから長い距離をドリブルで持ち込んだソンは、相手MFジョルジーニョをスピードで振り切ると、寄せてきたDFダビド・ルイスもワンタッチで交わす。1人でボックス内まで突破し、最後は左足でグラウンダーのシュートを決めたスーパーゴールだった。このゴールリーグ月間ベストゴールにも選出。アジア出身の選手として初めての受賞であった。

サムネイル画像


(出典 news.nicovideo.jp)