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 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督はトレーニングを再開したプレミアリーグの決定に理解を示した。20日、イギリスメディアスカイスポーツ』が伝えている。

 新型コロナウイルス感染拡大により3月12日から中断を余儀なくされているプレミアリーグでは、18日に接触プレー禁止の制限付きながら少人数でのグループ練習を再開することが発表されている。

 現在は6月12日リーグ戦再開が目指されているが、プレミアリーグの全クラブの選手とスタッフに行われた新型コロナウイルスの検査の結果、3クラブで合計6名の陽性反応が確認されたことが明らかとなっている。一部ではトレーニング再開の判断は早かったと批判の声も上がっているが、クロップ監督は正しいタイミングであると考えているようだ。

「誰もが誰かを危険にさらしたいとは思っていない。それでも、現状知っているすべてのことを踏まえれば、第一段階ではソーシャルディスタンスを確保しながら、頻繁に選手やスタッフを検査していけば、選手の安全は確保できると思う」

ドイツではすでにそれを証明している。複数の選手に陽性反応があったものの、彼らは5週間に渡ってトレーニングをして、プレーを再開させた。イングランドも正しい道のりを歩んでいると思っている。暮らしの様々な部分を段階的に再開させなければならない。誰もがそのことを理解しているが、すべてはいつそうするかというだけだ。(プレミアリーグが)再開に向けて動き出したことはいいタイミングだと思う。そうすれば他のことも続いていくだろう」

リヴァプールを率いるクロップ監督 [写真]=Getty Images


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