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コロナの影響による財政的打撃もあり、インテルが要求する129億円を準備するのは困難

 インテルアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスにはバルセロナが強い関心を示しており、今夏に両クラブ間での大型トレード移籍の噂が浮上している。スペイン紙「マルカ」では、バルセロナは交換要員となる選手を複数リストアップしており、数日中にインテルが希望選手を伝えると報じられている。

 将来的にウルグアイ代表FWルイス・スアレスの後継者となりうるストライカーを探すバルセロナは、インテルブレイク中のラウタロの補強を希望している。

 インテルの要求額は1億1100万ユーロ(約129億円)と高額とされているが、新型コロナウイルスの影響による財政的な打撃もあってバルセロナが全額を支払うのは困難な状況。そのため、バルセロナは6000万ユーロ(約70億円)を現金で支払い、不足分を選手の譲渡で補填するプランがあるという。

 そして、バルセロナのトレード候補の中でインテルが興味を持っているのはポルトガル代表DFネルソン・セメド、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル、U-20フランス代表DFジャン=クレール・トディボ(シャルケローン中)、元U-21スペイン代表DFジュニオル・フィルポ、フランス代表DFサミュエル・ウムティティ、U-21スペイン代表MFカルレス・アレニャの6選手だという。チームとして右サイドバックの獲得を目指していることから、とりわけセメドに対しては最も強い関心があるようだ。

 インテルはジェゼッペ・マロッタCEOとスポーツディレクターピエロ・アウシリオ氏、そしてアントニオ・コンテ監督を交えて、今後のプロジェクトに必要な選手の見極めについて議論するという。

 そして、記事では「イタリアクラブは、バルセロナにどの選手が欲しいかを数日中に伝えることになるだろう」と記されている。ラウタロの獲得交渉は近く、進展を見せることになるだろうか。(Football ZONE web編集部)

バルセロナが獲得を目指しているインテルFWラウタロ・マルティネス【写真:Getty Images】


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