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アーセナルレジェンドである元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏が、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(30)の去就問題について率直な思いを語った。イギリススカイスポーツ』が伝えている。

2018年1月にドルトムントから加入以降、公式戦97試合で61ゴールを挙げ、昨シーズンプレミアリーグ得点王にも輝いたオーバメヤン。ここまでの実績を考えれば、同じく14番を背負ったアンリ氏以来のエースストライカーと呼んでも差支えがないが、ここに来てアーセナルでの将来が不透明となっている。

現行契約が2021年夏までとなっている中、インテルバルセロナといったメガクラブへの移籍が取り沙汰されている。

ガナーズの歴代最多得点記録者(228点)であり、現モントリオール・インパクト指揮官であるアンリ氏は、『スカイ』の元同僚であるジェイミー・レドナップ氏との対談の中で14番の後輩について言及。

アーセナルOBとして残留を希望しながらも、元フットボーラーとしてオーバメヤンの意思を尊重したいとの複雑な思いを口にしている。

アーセナルファンとして彼にとどまって欲しいと思っている。しかし、彼はフットボール選手として、私も知っている父親を含む家族と共に、現状を正しく評価することになる。そして、自分たちにとって何が最善の選択肢なのかを見つけるだろう」

アーセナルファンは彼に去って欲しくないだろうが、彼にもキャリアがある。彼の考えていることやどこに行きたいのかはわからないが、彼が去るという決断をした場合、間違いなく得点力を失うことになる」

「彼はここまで多くのゴールを決めてきた。そして、彼のゴールがなくなった場合、クラブにとって非常にタフな状況となるはずだ」

「個人的には個々の決定を尊重している。それぞれに希望する夢や目標があるものだからね。しかし、アーセナルファンが彼の退団を勧めるのは間違っている」

「我々の本音は彼に去って欲しくないが、その一方で自分たちの意に反することも理解する必要がある」

2007年アーセナルを離れてバルセロナへ渡り、悲願のチャンピオンズリーグ制覇など、フットボーラーとしての夢を叶えたアンリ氏。そういった背景もあり、愛する古巣を気遣いながらも、あくまでオーバメヤンの意思を尊重したい考えのようだ。

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(出典 news.nicovideo.jp)