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トレーニング再開が許可されたイタリア。しかし、懸念されていた通りユベントスは別の問題を抱えることになってしまった。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けストップしていたセリエAヨーロッパでもスペインと並んで感染が拡大していることもあり、ロックダウン(都市封鎖)の措置が厳格に取られているイタリアでは、再開に向けて非常に厳しい状況が続いていた。

しかし、イタリア政府が感染の緩和を受けて段階的にロックダウンを解除。その結果、4日からセリエAクラブトレーニング施設を利用した個人トレーニングを再開することが許可されていた。

ソーシャル・ディスタンスなどまだまだ制限は多いものの、トレーニンググラウンドを使用できることもあり、各クラブが久々に活動を再開する中、ユベントスには大きな障壁が待っていた。

イタリアでは、海外渡航者に関してはPCR検査を受ける前に14日間の隔離措置を取る必要が決められている。

トレーニング再開を受け、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはマデイラ島から帰国してきたものの、この隔離措置を取る必要があり、14日間は施設でトレーニングはできない。

その他、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーもポーランドから帰国したばかり。その他、ブラジルへ帰国していたMFドグラス・コスタとDFダニーロはこれから帰国する予定。20日まではトレーニング施設に立ち入れないこととなる。

また、アルゼンチンに帰国しているアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは帰国の目処が立っていない。そのほかにも、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトなど、多くの選手が国外にいたため、この隔離措置の対象となってしまう。

なお、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは新型コロナウイルスから回復していないため、トレーニング再開は不可に。ユベントスの全選手がトレーニング可能になるまでは、まだまだ時間を要しそうだ。

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