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117億円で移籍を果たしたベイルが最高額

 かつて銀河系軍団と称されるほど、世界中のスーパースター選手たちが揃っていたレアル・マドリード。そんなレアル史上、最高額契約選手は誰なのか。ドイツ移籍専門サイトtransfermarkt」は、ポジション別に最高額契約選手を並べたベストイレブンを形成。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドユベントス)や現在レアルの監督で元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏などが名を連ねた。

 「transfermarkt」は、公式インスタグラム内でレアル「最高額契約選手ベストイレブン」を形成。「ベストとワーストの移籍?」とコメントを付けて投稿している。

 今回のベストイレブンの中で移籍金最高額となったのは、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルだ。サウサンプトンでキャリアをスタートした男は、2007年から在籍したトッテナムブレイク。12-13シーズンにPFA年間最優秀選手賞を受賞すると、13年の夏にレアル史上最高額となる1億100万ユーロ(約117億円)で移籍を果たした。ただ、移籍当初は活躍したものの、最近はピッチ外での問題行動もあり、ベストの移籍と呼べるかは何とも言えないところだろう。

 また、ベイルと共に前線のトライアングルを形成する選手には、C・ロナウドベルギー代表FWエデン・アザールメンバー入り。マンチェスター・ユナイテッドで3度のプレミアリーグ制覇とUEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたC・ロナウドは、09年に当時の史上最高額である9400万ユーロ(約109億円)で移籍。一方、リールとチェルシーでキャリアを積み重ねたアザールは、19年に1億ユーロ(約116億円)でレアルへと移籍を果たした。C・ロナウドは数々のタイトルチームにもたらしてユベントスへと移籍したが、アザールはこれからどれだけのタイトルを勝ち取ることができるか注目だ。

 その他には、チェルシーから3500万ユーロ(約41億円)で加入したベルギー代表GKティポクルトワや、モナコから7500ユーロ(約87億円)で獲得したコロンビア代表FWハメス・ロドリゲスらが選ばれている。

00年に当時最高額の90億円でレアル入りを果たしたジダン

 そして、最も古い選手としてベストイレブン入りを果たしているのがジダン氏だ。ボルドーやユベントスで評価を高めたジダン氏は、2000年に当時、移籍金最高額の7750万ユーロ(約90億円)でレアルへ移籍。銀河系軍団の中心として01-02シーズンにはCL制覇を経験している。

 豪華な顔ぶれが揃った今回のベストイレブン。今夏の移籍市場では、彼らを超える移籍金で加わる選手が出てくるのだろうか。

 「tranfersmarkt」が発表した「レアル・マドリード史上・高額契約選手ベストイレブン」は以下のとおり(代表/移籍前所属/ユーロ移籍金/円移籍金)

【GK】
ティポクルトワ(ベルギー代表/チェルシー3500万ユーロ/41億円)

【DF】
ダニーロ(ブラジル代表/ポルト3150ユーロ/37億円)
エデル・ミリトン(ブラジル代表/ポルト5000万ユーロ/58億円)
ペペ(ポルトガル代表/ポルト3000万ユーロ35億円)
フェルラン・メンディ(フランス代表/リヨン/4800万ユーロ/56億円)

【MF】
マテオ・コバチッチクロアチア代表/インテル/3800万ユーロ/44億円)
ハメス・ロドリゲスコロンビア代表/モナコ7500ユーロ/87億円)
ジネディーヌ・ジダン(元フランス代表/ユベントス/7750万ユーロ/90億円)

【FW】
ギャレス・ベイルウェールズ代表/トットナム/1億100万ユーロ/117億円)
クリスティアーノ・ロナウドポルトガル代表/マンU/9400万ユーロ109億円)
エデン・アザールベルギー代表/チェルシー/1億ユーロ116億円)(Football ZONE web編集部)

(左から)ハメス・ロドリゲス、ジダン、C・ロナウド、アザール、ベイル【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)