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2015-16シーズン、岡崎は前線のレギュラーとしてプレミア優勝に貢献

 スペイン2部ウエスカのFW岡崎慎司は、レスター・シティ時代の2015-16シーズンクラブ史上初となるプレミアリーグ優勝に貢献した。英地元紙「レスターマーキュリー」は当時のメンバーの足取りを追い、岡崎についても言及している。

 岡崎は15-16シーズン前にドイツ1部マインツからレスターに完全移籍。開幕からレギュラーをつかむと、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディの“相棒”として攻撃陣の一角を担っている。レスターはそのシーズン、歴史的な快進撃を見せてプレミアリーグの頂点に立ち、“ミラクル・レスター”として称えられることとなった。

 クラブ初のリーグタイトルを獲得した当時のメンバーは、今でも現地の人々の記憶に残っている。「レスターマーキュリー」は「プレミア優勝メンバーは今どこに?」と見出しを打ち、「忘れられないシーズンメンバーは今、スペインドイツベルギーポーランドトルコにいる」と、すでにクラブを離れた“英雄たち”に注目。その現在地を追っている。

 元オーストラリア代表GKマークシュウォーツァー、元ドイツ代表DFロベルト・フートのように引退を選択した選手もいるなかで、今もチェルシーで主力として活躍するフランス代表MFエンゴロ・カンテ、紆余曲折を経てマンチェスター・シティに移籍したアルジェリア代表MFリヤド・マフレズなどを紹介している。

 岡崎については「その重要性は昨夏の放出を前に徐々に下がってしまったが、リーグ優勝時のヴァーディの“相棒”だった」と言及。ウエスカでの活躍にも触れており、「日本人ストライカーはここまで8ゴールを挙げ、昇格候補のために戦っている」と伝えている。

 これからも長く語り継がれるであろう“ミラクル・レスター”の物語。その一員として、岡崎の名前も忘れられることはないだろう。(Football ZONE web編集部)

移籍後も活躍を続けるMFリヤド・マフレズ、FW岡崎慎司、MFエンゴロ・カンテ【写真:Getty Images SD Huesca】


(出典 news.nicovideo.jp)