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移籍の噂が絶えないベイルをはじめ、ハメスやディアス、モドリッチらも放出候補に

 レアル・マドリードは今夏の移籍市場で大幅な戦力の刷新が予想されている。スペイン紙「スポルト」は“最大で11人”の売却を予想し、放出候補とされる選手をピックアップした。

 今季のレアルトップチームに25人の選手が登録されている。ここにBチーム所属のU-23ブラジル代表MFレイニエル・ジェズスと日本代表MF久保建英(現マジョルカ)らローン組10人を含めると、来季に向けたスカッドはオーバブッキング状態となっている。

 オフシーズンには戦力の見極めが必須の状況で、所属選手たちの去就が注目を集めている。そのなかで「スポルト」紙は最大で11選手を売却する可能性があるとし、その候補者をリストアップした。

 記事では、以前から移籍の噂が絶えないウェールズ代表FWギャレス・ベイルの名前が真っ先に挙がっている。負傷の絶えない30歳は期待に応える活躍を見せていないとの評価を受けており、買い手が見つかりさえすれば放出が有力だ。

 ベイルの他にもアタッカーではコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアス指揮官の構想外となりつつあり、やはり放出候補に。さらに若手のMFブライミ・ディアスバイエルンローン移籍中のスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラといった選手も同様に放出候補となっている。オドリオソラの後釜にはドルトムントローン中のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミを迎え入れる可能性が高そうだ。

 昨夏の新加入選手の3人、セルビア代表FWルカ・ヨビッチブラジル代表DFエデル・ミリトン、フランス代表GKアルフォンス・アレオラもクラブを去るとの予想だ。

 期限付き移籍で加入中のアレオラは所属元のパリ・サンジェルマンへ戻ることが濃厚。6000万ユーロ(約70億円)の高額移籍金を投じたヨビッチは「シーズン最大の失望」と酷評され、ジダン監督からの完全に信頼を失ったようだ。ミリトンはローン移籍か売却かの二択と見込まれている。

 3人のベテラン選手にも放出の可能性が指摘されている。契約最終年を迎えているクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、レギュラーポジションフランス代表DFフェルランド・メンディに譲ったブラジル代表DFマルセロ、そしてマルチロールのスペイン代表MFルーカスバスケスも「特別なケース」として名前が挙がっている。

 レンタル先で活躍したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールレアルソシエダ)や日本代表MF久保らの動向も注目される。新型コロナウイルスの流行による財政面の打撃からも選手の売却が求められるなかで、レアルフロントはどのような決断を下すのだろうか。(Football ZONE web編集部)

レアルの”売却される可能性がある11人”を現地紙が予想【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)