「レキップ」紙が読者投票を実施、11人中9人が黄金期メンバー
新型コロナウイルス感染拡大の影響で各国リーグが中断するなか、フランス紙「レキップ」は読者投票で「フランス史上最強のイレブン」を選出。FWエリック・カントナらが選外となったなか、MFミシェル・プラティニやFWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)らがメンバー入りしている。
1998年フランス・ワールドカップ(W杯)と2000年欧州選手権を制した“黄金期”のフランス代表から、11人中9人が選ばれた今回のベストイレブン。GKからFWまで、錚々たるメンバーが名を連ねた。
守護神はマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したGKファビアン・バルテズが、得票率73%で選出。トッテナムのGKウーゴ・ロリスを抑えて守護神の座を獲得した。
最終ラインは4枚。右サイドバックにユベントスなどで活躍したDFリリアン・テュラムが77%、左サイドバックにはバイエルン・ミュンヘンで違いを見せていたDFビセンテ・リザラズが86%の票を獲得。センターバックにDFローラン・ブラン(32%)とDFマルセル・デサイー(29%)が並んだW杯制覇時の守備陣となり、「レキップ」紙も「フランスチーム史上最高のディフェンス」と称している。
3枚の中盤には、ダブルボランチに相手のチャンスの芽を摘むMFパトリック・ヴィエラ(54%)とMFディディエ・デシャン(52%)を選出。そしてトップ下には、3度のバロンドール獲得やUEFAチャンピオンズカップ(現・UEFAチャンピオンズリーグ)制覇などを経験した“将軍”プラティニが89%の票を集めた。
豪華な顔ぶれとなった3トップには、唯一の現役選手としてムバッペが50%の得票で右ウイングの一番手に。左のウイングには現在レアル・マドリードの監督を務めるMFジネディーヌ・ジダンが最高得票率94%で選出。センターフォワードには、アーセナルやフランス代表で多くのゴールを奪ったFWティエリ・アンリが入った。
また監督には、2018年ロシアW杯制覇に導き、現在もフランス代表を率いるデシャンが、選手との“ダブル”選出となった。数多くの名選手がそれぞれの時代で輝きを放ってきたフランスだが、今回のメンバーはまさに“最強イレブン”の名にふさわしい顔ぶれだろう。(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
コメント
コメントする