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パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが今シーズン最も印象に残っている5つの試合を明かした。フランス『レキップ』が伝えた。

2019年夏の移籍市場では、バルセロナへの復帰希望が明らかになり、PSGサポーターとの関係も悪化したネイマール。最終的にPSG残留となった今シーズンは、ケガでの離脱期間こそあれど、公式戦22試合18ゴール10アシストピッチの上では圧倒的な結果を残している。

そんなネイマールは、今シーズンの試合で印象に残ったものを5つピックアップ。それぞれの試合への思いを語った。

2019年9月14日
vsストラスブール(1-0○) 

夏の移籍市場でバルセロナ復帰が取り沙汰されて以降、ネイマールにとってPSGでの初の試合で見事に決勝ゴールを決めている。

チームとしても個人的にも難しい試合だった。何としてもゴールが必要だった。僕にとってもPSGにとっても重要で、ゴールこそが今シーズンの歴史を変えると分かっていたから、すべてを懸けた」

「左足でゴールを決めたけど、ボールが逆サイドから来ていたら不可能だっただろう。キャリアで最も重要なゴールの1つだ」

2019年9月22日
vsリヨン(1-0○)

シーズン審判団の判定を批判した発言で出場停止処分を受け、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージを欠場した後の試合で、ネイマールは再び決定的な仕事を果たした。

「3人のDFに囲まれ厳しいボールだったけど、正しい選択ができて試合に勝つことができた。神に感謝しているよ。大事なゴールだった」

2020年1月26日
vsリール(2-0○)

NBA選手であるコービー・ブライアント氏がヘリコプター墜落事故で命を落としたこの日、ネイマールリーグ7試合連続ゴールとなる2発を決めた。

後半7分に2ゴール目を決めると、コービー氏が現役時代に背負った背番号「24」を両手で形作り、合掌。最後は天を指差した。

「彼の死は僕に大きな影響を与えた。彼に会い、僕にとってアイドルである彼から学べたことを嬉しく思う」

「試合のハーフタイムに何が起こったかを聞いた。とても悲しかった。タフな試合とその訃報は僕らを打ちのめすかわりに僕らを成長させてくれた。だから、このゴールコービーに捧げた」

2020年3月4日
vsリヨン(5-1○)

クープ・ドゥ・フランス準決勝となったこの一戦は、PSGフランス代表FWキリアンムバッペハットトリックを決めるなどPSGゴールラッシュで決した。

スコアはその試合の難しさを表していない。この試合はムバッペのためのものだった。勝利は不可欠だった」

2020年3月11日
vsドルトムント(2-0○)

CLラウンド16の1stレグを1-2で落としていたPSGだが、新型コロナウイルスの影響を受け無観客試合での開催となったホームゲームで勝利し、見事逆転での準々決勝進出を決めた。ネイマールの貴重な先制点をダイビングヘッドで決めている。

「若手からベテランまですべての選手が準備できていて、勝利に欠かせなかった」

「その夜は特別だった。リベルタドーレスの試合のようだった。スタジアムの外に集まったサポーターは信じられない数で僕たちを迎えてくれた。必要なのは選手とサポーターの団結で、その夜それは起こった。素晴らしかった」

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