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稀代の名将の母ドロルス・サラさんが、新型コロナウイルスの影響で82歳で亡くなる

 マンチェスター・シティは現地時間6日、ジョゼップ・グアルディオラ監督の母ドロルス・サラさんが新型コロナウイルスにより、82歳で亡くなったと発表した。グアルディオラ監督の古巣であるバルセロナや、シティのライバルクラブでもあるマンチェスター・ユナイテッドも追悼の意を示している。

 スペインでは6日に新型コロナウイルスによる死者が637人増え、合計1万3055人が亡くなったとされている。感染拡大が深刻な影響を及ぼしているなか、グアルディオラ監督は3月、新型コロナウイルス対策を支援するために100万ユーロ(約1億2000万円)を寄付していた。

 ドロルス・サラさんの暮らすバルセロナ市のあるカタルーニャ州では感染者が続出。訃報を受け、グアルディオラ監督が現役時代の19902001年プレーし、08~12年は指揮も執った古巣バルセロナは、SNSを通じて「この困難な時期にドロルス・サラさんが亡くなったことを受け、さらに大きな悲しみに暮れています。私たちの最大限の哀悼の意を、特にペップ・グアルディオラ、彼の家族と友人に表明したいと思います」と声明を発表した。

 また、シティと同じマンチスターを本拠地とするマンチェスター・ユナイテッドも「悪い知らせに悲しみを受けています。心からの哀悼の意をペップと彼の家族に送ります」と、SNSを通じて発表している。(Football ZONE web編集部)

グアルディオラ監督の母の訃報にバルセロナなどのクラブが追悼の意を示した【写真:Getty Images】


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