リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクがプレミアリーグのベスト5を選出した。クラブ公式サイトで伝えている。
今回、プレミアリーグのインタビューに応じたファン・ダイクは『five-a-side team(ベスト5)』の企画に参加。この企画では自チーム以外に所属するプレミアリーグの所属選手の中から[1-1-2-1]の布陣で5人を選出する条件となっており、基本的にはGKとDFから一人ずつ、MFとFWから3人を選ぶ形となる。
昨シーズンのプレミアリーグ年間最優秀選手賞を獲得するなど、今や世界最高のセンターバックと評されるオランダ代表DFは、自身と最も関連があるGKとDFにブラジル代表GKエデルソン、フランス代表DFアイメリク・ラポルテというマンチェスター・シティの2選手の名前を挙げている。
「エデルソンは素晴らしいゴールキーパーだと思う。今シーズンに関してはこれまで以上に良いゴールキーパーが揃っていると思うけど、彼がベストだと思う。でも、アリソンがナンバーワンだ。それが、僕の本心だよ」
「ラポルテはシティにおいて、自身がどれほど重要な存在であるかを示してきたよ。個人的にも彼は並外れた守備者だと思っている。心の底から良いディフェンダーだと思っているから今回彼を選んだよ」
守備的か攻撃的か選ぶ側の志向が最もハッキリ出る中盤の2選手に関しては、毎年のようにリーグベストイレブンの候補に挙がるマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネと、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンというアタッカー2人を選出している。
「シティのプレーヤーばかりを選んでいるように見えてしまうかな。だけど、ケビン・デ・ブライネに関して多くを語る必要はないんじゃないかな。彼はまず人間的にも素晴らしいし、優れたプレーヤーだよ。他の人間とは異なる視野を持っているし、尊敬に値するよ」
「ソン・フンミンは速くて強い。ピッチ上で対峙するディフェンダーを地獄に叩き落とす。そして、フィニッシュに関しては両足とも素晴らしい精度だね」
最後にピッチ上で最も対峙する機会が多いストライカーに関しては、ここまで3選手を選んできたマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロやマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードではなく、同僚であるFWサディオ・マネとFWモハメド・サラーと共に2年連続で得点王を争うアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを選択した。
「選んだ理由は彼がシーズンを通して見せてきたものに基づいている。オーバメヤンとラカゼットのデュオは印象的だよ。アグエロを選んでも良かったけれど、彼は良いストライカーであり、アーセナル加入以降、素晴らしい数字を残しているからね」
ファン・ダイクの本音としては全ポジションでリバプールのチームメートを選択したいところだったと思うが、世界最高のセンターバックと評される同選手のベスト5はなかなかに興味深いメンバーとなった。
(出典 news.nicovideo.jp)
コメント
コメントする