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2015-16シーズンの“エル・クラシコ”で決めた強烈な一撃に再脚光

 J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、名門バルセロナで数々のタイトル獲得に貢献し、2018年を最後に日本へ渡ったが、母国では今もその動向が事細かに報じられている。そうしたなか古巣バルサ公式ツイッターが、2015年11月の宿敵レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”で決めた豪快な一撃に再注目。映像を公開すると、ファンから「真の伝説」「史上最高のMFの1人」といった声が寄せられた。

 バルサアカデミー組織“ラ・マシア”で育ったイニエスタは、2002年トップデビューを果たすと、卓越した技術と戦術眼で中盤に君臨。元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスらと魅惑のパスサッカーを牽引し、2000年代中盤以降の黄金期で主力の1人となった。リーガ・エスパニョーラ優勝9回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇4回など栄光に彩られたキャリアの中では数多くの記憶に残るシーンを生み出してきたが、今回バルサ公式ツイッターが振り返ったのは2015年11月22日に行われた“エル・クラシコ”での一撃だ。

 敵地サンティアゴ・ベルナベウに乗り込んだ2015-16シーズンリーガ第12節。バルサの攻撃陣が爆発し、レアルを4-0で粉砕した一戦でイニエスタゴールが生まれたのは、2-0で迎えた後半8分だった。敵陣中央でパスを受けたイニエスタは、ペナルティーエリア手前に走り込んだFWネイマール(現パリ・サンジェルマン)に縦パスを送ると、右斜め前方のスペースへ向けてダッシュネイマールもその動きを見逃さず、右足ヒールダイレクトで落とすと、フリーで走り込んだイニエスタが右足を振り抜く。レアルのDFセルヒオ・ラモスとDFマルセロが体を投げ出して止めに行くも一歩及ばず、強烈な弾丸シュートゴール右上隅に突き刺さった。

 この一撃をバルサ公式ツイッターが回顧すると、返信欄にはファンから多くのコメントが届き、「なんて一撃だ」「真の伝説」「史上最高のMFの1人」「エル・クラシコのお気に入りのゴールの一つ」といった称賛の声が上がった。35歳となった今も神戸で別格のプレーを見せ、ファンを魅了しているイニエスタ。その偉大な足跡は、世界的名門バルセロナで今後も語り継がれていくはずだ。(Football ZONE web編集部)

敵地での“エル・クラシコ”でゴールを決めたMFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)