今冬に加わったナイジェリア代表FWイガロ、評価を覆して完全移籍に現実味
マンチェスター・ユナイテッドは昨夏にベルギー代表FWロメル・ルカク(→インテル)らを放出したことで、ストライカー不足に悩まされた。そうしたなかで英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」は「今夏に獲得の可能性があるストライカー」4人を紹介。ローンで加入中のナイジェリア代表FWオディオン・イガロ(←上海申花)やイングランド代表FWハリー・ケイン(トッテナム)などが候補に挙がった。
ユナイテッドのストライカーといえば、今季はイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを軸にフランス代表FWアンソニーマルシアルや18歳のU-18イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドが起用されてきた。
しかし、開幕前にルカクを完全移籍で、チリ代表FWアレクシス・サンチェスをローンでインテルへ放出したことで前線の駒不足は顕著になった。さらにラッシュフォードの負傷離脱により、冬にはイガロの緊急補強を余儀なくされている。
DFハリー・マグワイアやDFアーロン・ワン=ビサカ、FWダニエル・ジェームズなどを獲得した昨夏、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスとイガロを補強した今冬とヒットを続けるなか、今夏には新ストライカー獲得の動きが注目される。
記事では4選手が候補に上がった。真っ先に名前が挙がっているのはイガロだ。
上海申花から期限付き移籍で加わったナイジェリア代表FWはプレミアリーグではいまだ無得点も、カップ戦では3試合4得点と活躍。加入当初は苦肉の策の補強とも揶揄されたが、結果を残して評価を覆している。中国での待遇から給与50%カットでもユナイテッドに残ることを熱望していると言われ、オーレ・グンナー・スールシャール監督も好印象を抱いるというだけに完全移籍での加入も現実味を帯びているようだ。
快速ストライカー、ターゲットマンなど多種多彩 最も実績ある点取り屋が本命か
2人目はリヨンの元U-21フランス代表FWムサ・デンベレだ。複数のプレミアリーグクラブが獲得を狙っている23歳の快速ストライカーは今季公式戦で42試合22得点と高い決定力を誇示。フルハム、セルティックと英国でのプレー経験もあるだけに適応への障害はなさそうだ。
3人目はイガロと同じナイジェリア代表に名を連ねるリールのビクター・オシムヘンだ。21歳の新鋭は今季公式戦35試合17得点をマーク。身長186センチと高さがあり、今季リーグアンでは90分平均で4.3本のシュート、4.7回の空中戦勝利を記録していることから新たなターゲットマンとして期待できる存在とされている。
そしてラスト4人目に上がったのがトッテナムのイングランド代表FWケイン。プレミアリーグで2度の得点王経験を持つ言わずとしれたイングランド屈指の点取り屋だ。ユナイテッドは長くケインの獲得を狙っており、スールシャール監督にとっても「これ以上ない選択肢」と記事では伝えられている。
多種多様な顔ぶれが揃うこのリストの中から実際に移籍が実現することはあるのか。籍市場で活発な動きを見せる”赤い悪魔”に今夏も注目だ。(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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