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CL本拠地シティ戦で1-2逆転負け、前半の決定的チャンスシーンに注目

 レアル・マドリードは現地時間26日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、マンチェスター・シティとの第1戦で1-2と敗れた。この試合でエースの元フランス代表FWカリム・ベンゼマが怒りを露わにする場面が見られ、ブラジル代表の神童FWヴィニシウス・ジュニオールの「信じられないミス」に注目が集まっている。

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウにシティを迎えたレアルは、後半15分にスペイン代表MFイスコゴールで先制。しかし、後半33分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのクロスからブラジル代表FWガブリエル・ジェズスに同点弾を決められ、直後の同38分にはデ・ブライネにPKを沈められて1-2と逆転負けを喫した。

 この一戦で脚光を浴びているのが前半30分のシーンだ。0-0と一進一退の攻防が続くなか、レアルサイドチェンジから左サイドで起点を作り、鋭いクロスを供給。エリア内でマークを外したベンゼマがヘディンシュートを放った。相手GKエデルソンが素早く反応し、こぼれ球にヴィニシウスが反応。流し込んでゴールかと思われたが、スリップして決定機を逃した。

 スペイン紙「マルカ」は「ベンゼマの壮大なシュート、エデルソンのセーブ、そしてフリーのヴィニシウスがスリップ」と映像付きで紹介。米スポーツ専門局「ESPN」の番組「Goles de Europa」公式ツイッターは「信じられないことに、ヴィニシウスはこぼれ球でゴールを逃した」と伝えている。

 また、ヴィニシウスがチャンスを逃した直後、ベンゼマが体全体を使って不満を表現。ホンジュラスメディア「Diario Diez」は「信じられないミス」と記しつつ、「ベンゼマファンの怒りを引き起こした」と報じた。

 19歳のヴィニシウスはレアルの次世代を担う逸材として大きな期待を寄せられているが、今季はここまでリーグ戦17試合1ゴール、CL5試合1ゴールにとどまっており、シティ戦の決定機逸に厳しい目が向けられている。(Football ZONE web編集部)

FWヴィニシウスのミスにFWカリム・ベンゼマが怒りを露わに【写真:Getty Images】


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