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マンチェスター・シティナポリに所属するスペイン代表MFファビアンルイス(23)の獲得に動く可能性があるようだ。イギリス『エクスプレス』が報じている。

ファビアンルイスは、2018年にベティスからナポリに加入した。卓越したボールコントロールと球際の強さを武器にチームの欠かせない存在となっており、今シーズンセリエAで21試合2ゴールを記録。チャンピオンズリーグ(CL)にも6試合出場している。

今回の報道によると、シティは今夏、かねてより興味を示してきたファビアンルイスを8000万ポンド(約115億6400万円)で獲得に動くことを検討。すでに今シーズン限りでの退団の意向を明らかにした元スペイン代表MFダビド・シルバ(33)の代役として注目しているようだ。

しかし、シティは14日、クラブ財政の収支均衡を義務づけるファイナンシャルフェアプレー(FFP)制度に抵触したとして、2年間の欧州サッカー連盟(UEFA)連盟主催大会出場禁止処分と、3000万ユーロ(約35億6000万円)の罰金処分が発表された。現在、クラブは控訴する姿勢を表明しているが、選手獲得に当たって、これが不利になると同メディアは指摘している。

なお、ファビアンルイスにはレアル・マドリーバルセロナも関心。特に今夏にMFの再編を計画しているマドリーは獲得リストトップに挙げており、21日に行われたセリエA第25節のブレシア戦にもスカウトを派遣していたようだ。

以前、ナポリ会長のアウレリオ・デ・ラウレンティス氏は「我々はファビアン3000万ユーロ(約36億3000万円)を払った。素晴らしい選手だね。欧州ビッククラブのどこかが、1億8000万ユーロ(約217億8000万円)を出すのなら、彼の売却について話し合いを始めるだろう」と発言しており、高額な移籍金を要求しているが、果たしてシティは、ファビアンルイスの獲得を実現することができるだろうか。

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(出典 news.nicovideo.jp)