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コンテ監督がシステムとの兼ね合いで起用を渋っているとの見方を示す

 今冬の移籍市場でイタリアセリエAの強豪インテルに加入したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンだが、ここまで137分間のプレータイムしか得ていない。同時期の加入選手と比べても少ない状況に、アントニオ・コンテ監督が起用時間を伸ばしていない理由をイタリアサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が分析している。

 エリクセンは今季終了でイングランドプレミアリーグトッテナムと契約満了を迎える予定だったが、インテルは移籍金2000ユーロ(約24億円)を支払ってまで半年の前倒しで獲得した。しかし、プレータイムは前述の通りで元イングランド代表DFアシュリーヤング(←マンチェスター・ユナイテッド)が450分間、元ナイジェリア代表MFビクターモーゼス(←フェネルバフチェ)が197分間という状況と比較しても少ない状況にある。

 コンテ監督は「インテルは彼なしでここまで到達してきた」とコメントしたが、記事ではこれをエリクセンに対するプレッシャーを軽減するものと受け取っている。コンテ監督が起用を渋る理由は、むしろシステムとの兼ね合いにあると論じた。

「エリクセンはトレクアルティスタ(トップ下)として長らく名声を残してきた。メッザーラ(インサイドハーフ)ではなく、インクルソーレ(背後に飛び出すタイプ)でもない。インテルピッチ上にそうしたタイプの選手がすでにいる。彼をピッチに立たせるには、ダイヤモンド型の要素がいる。しかし、今はその段階ではないというのがコンテの考えだろう。間違いなくインテルを次の段階に押し上げる選手だが、移行期間が必要であり、ユベントスラツィオはそれを待ってくれない」

 インテルユベントスラツィオを加えた3強状態でリーグ優勝を争っているだけに、リスクを背負ってチームバランスを変化させるのがためらわれる状況にあり、誰かとそのまま入れ替えるのとは違うタイプのエリクセンがなかなか出場機会を得られていないと分析している。

 もちろん、来季に向けてプレシーズンを過ごせば、エリクセンをチームに落とし込むための時間を取れるのは間違いない。しかし、冬の移籍市場というシーズンが走っているなかでの加入は、想像以上に融合を難しいものにしているようだ。(Football ZONE web編集部)

インテルMFクリスティアン・エリクセン【写真:Getty Images】


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