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ヘタフェ戦で2-1勝利に貢献したテア・シュテーゲンが“パス”自己最高記録を更新

 バルセロナは現地時間15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節ヘタフェ戦で2-1の勝利を挙げ、16日に試合を戦う首位レアル・マドリードに勝ち点で並んだ。この試合で注目を受けているのは最後方の守護神、ドイツ代表GKマルクアンドレ・テア・シュテーゲンだ。

 ソリッドサッカーで3位につける好調ヘタフェ相手ということもあり、バルサは本拠地カンプノウとはいえ難しい戦いが予想された。試合序盤はヘタフェがゴールに迫る場面があったものの、前半34分にフランス代表DFサムエル・ウムティティ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシダイレクトでつないだボールを、最後はフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが決めて先制に成功した。

 これで落ち着きを手にしたバルサは5分後、スペイン代表DFジョルディ・アルバの負傷によって前半からスクランブル出場となったDFジュニオールフィルボのクロススペイン代表DFセルジ・ロベルトが合わせる。左右のサイドバックアシストゴールに絡む一撃で2-0と突き放した。

 バルサは後半に入るとヘタフェに1点を返され、その後も決定機を作られたもののテア・シュテーゲンの好セーブもあって逃げ切りに成功した。そのテア・シュテーゲンだが、スペイン紙「マルカ」によると、ある一つの記録を樹立したという。

 それは「パス回数」だ。テア・シュテーゲンは69回のパスを試み、55回のパス成功を数えた。自身にとっての“最高記録”だった2016-17シーズンのアスレティック・ビルバオ戦でマークしたパス62回中、51回成功を上回った。

 この日のチーム全体で見ても、上回るのはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(122回)、DFジェラール・ピケ(88回)、ウムティティ(81回)の3人だけ。メッシの48回、アンス・ファティの31回、グリーズマンの28回と比べても特筆すべき数字と言えるだろう。

 抜群のシュートセーブ能力だけでなく、足元のテクニックでも評価が高いテア・シュテーゲン。ヘタフェ戦でのパス回数は、それを象徴するものと言えるだろう。(Football ZONE web編集部)

バルセロナGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン【写真:Getty Images】


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