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ソシエダのウィリアン・ジョゼを筆頭候補に、特例での補強に乗り出す

 バルセロナはBチーム所属の日本代表FW安部裕葵とトップチームフランス代表FWウスマン・デンベレの長期離脱を受け、緊急補強に乗り出すという。その候補となる選手をスペインメディアが特集している。

 バルサB所属の安部は現地時間2日のセグンダB(3部相当)第23節プラット戦(2-1)で負傷。右足大腿二頭筋の腱断裂により11日にフィンランドで手術を受け、全治5カ月と伝えられており、東京五輪出場も絶望的な状況となった。

 さらにトップチームではデンベレが右足の大腿二頭筋ハムストリングを負傷し、安部と同じくフィンランドで手術を受けた。やはりデンベレも6カ月間の長期離脱が見込まれている。

 スペイン紙「マルカ」によれば、全治4カ月以上の負傷者が出た場合は国内に限り移籍期間外でも選手の補強を行うことが可能となる。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスも怪我で欠く状況のバルセロナは、このタイミングでアタッカー獲得に動くという。

マルカ」ではブラジル代表招集経験のあるレアルソシエダのFWウィリアン・ジョゼ、元アーセナルで現在はアラベス所属のFWルーカスペレス、ベティスのスペイン人FWロレン、そしてサラゴサでMF香川真司と同僚のFWルイス・スアレスといった選手を候補として報じている。

 中でもソシエダのウィリアン・ジョゼは1月のマーケットでも獲得に動いていた選手で、筆頭候補のようだ。ソシエダの要求額は3500万ユーロ(約42億円)と伝えられている。

 負傷者続出で緊急事態を迎えているバルセロナ。人員不足の前線に意中のプレーヤーを確保することはできるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

負傷離脱しているデンベレと安部裕葵【写真:Getty Images】


(出典 news.nicovideo.jp)