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中盤選手の補強が予想されているリバプール 第一希望を逃せばコウチーニョ獲得へ?

 ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは現在、バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍し、ファンタジスタとしての輝きを取り戻しつつあるが、今季終了後にリバプールに復帰する可能性が浮上していることを英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 2018年リバプールからバルセロナに1億4200万ポンド(約201億円)で加入したコウチーニョだが、巨額な移籍金に見合った活躍を披露できず、昨夏にバイエルンへの期限付き移籍を決断。リーグ戦18試合出場で6ゴール6アシストと本来の輝きを取り戻し始めている。

 しかし、買い取り価格が1億200万ポンド(約144億円)に設定されていることから、バイエルンは完全移籍での獲得を見送る方針であると伝えられており、コウチーニョは来季以降の所属チームが不透明な状況にある。そのため、バルセロナは今夏に7700万ポンド(108億円)まで値下げして売却する意向であると報じられている。

 そんななか、記事では「リバプールユルゲン・クロップ監督は今夏の移籍市場でレバークーゼンの(ドイツ代表MF)カイ・ハフェルツをトップターゲットに据えている」と前置きしたうえで、「獲得に失敗した場合、クロップはコウチーニョの確保に動く可能性がある」と指摘している。

 22歳の超新星MFハフェルツ獲得には8500万ポンド(約120億円)の投資が必要であると取り沙汰されており、レアル・マドリードバルセロナバイエルンが関心を寄せている。熾烈な争奪戦が予想され、獲得は一筋縄ではいかない状況となっている。

 リバプールは中盤の数選手の退団が濃厚となっているため、コウチーニョは補強リストの上位にこそないものの、電撃復帰の可能性も残されていると言えるだろう。ブラジル人MFは中盤だけでなくウイングも務められるため、今冬に加入した日本代表MF南野拓実とはポジションが重なることになる。仮に移籍が実現すれば、脅威のライバルとして君臨することになりそうだ。(Football ZONE web編集部)

バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】


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