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2012年以来のミラン復帰でチームの復調に貢献 データでも存在の大きさが指摘される

 イタリアセリエAの名門ACミランに冬の移籍市場で復帰した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチについて、かつてミラン黄金期チームを率いたファビオ・カペッロ氏は「チームの基準点になった」と、イタリア国営放送「RAI」のラジオに語った。

 イブラヒモビッチは冬の移籍市場のタイミングで前所属の米メジャーリーグサッカーMLS)のロサンゼルスギャラクシーとの契約が満了。多くのクラブが獲得に興味を示す中、ミランがいち早く2012年まで所属していたストライカーを確保した。

 すでに平均の獲得勝ち点が加入後に2倍となっているというデータなどからその存在の大きさが指摘されているが、名将カペッロ氏は「あまりにも重要な選手だ。チームにとって、彼が基準点になった。彼がいる時、相手は2人のDFが彼に集中しなければいけなくなる。それが大きい。イブラヒモビッチプレーする時のミランは、ハッキリと違いを見せる」と、相手にも影響を与える選手だと称賛した。

 ミランは今季、降格圏すら近い順位をさまようような時期もあったが、現在は6位に勝ち点で並ぶ3チームの一角まで上がってきた。来季の欧州カップ戦への出場権確保も現実味を帯びてきているが、その大きな要因は前線にカリスマストライカーが帰還したことだと言えそうだ。(Football ZONE web編集部)

ACミランFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】


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