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ピケ、ラモスシルバらとともにスペイン代表のオーバーエイジ候補に

 J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、母国代表の一員として東京五輪に参戦する可能性があるようだ。スペイン紙「スポルト」が報じている。

 2018年夏に神戸へと加入したイニエスタは昨季、リーグベストイレブンを受賞する活躍を見せ、今年の元日に行われた天皇杯決勝では鹿島アントラーズを2-0で破り、クラブに初タイトルをもたらす原動力となった。今季は自身初となるAFCチャンピオンズリーグ出場も決まっている。

 そんなイニエスタが、東京五輪に臨むスペイン代表に名を連ねる可能性があるようだ。五輪代表は23歳以下の選手で構成されるが、1国につき3人までのオーバーエイジ(24歳以上の選手)の登録が認められる。「スポルト」によると、U-21スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、バルセロナの元スペイン代表DFジェラール・ピケ、レアル・マドリードスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとともに、イニエスタを大枠のリストに含めて提出したという。

 同紙はピケ、ラモスとともに選出される“もう1人”がイニエスタマンチェスター・シティの元スペイン代表MFダビド・シルバのうちどちらかになるとしたうえで、リスト作成の経緯も説明。今回のラージリストに含まれなかった選手は東京五輪への出場が不可能となるため、どんな可能性も排除しないことを目的に、スペインサッカー界の“大物”たちをリストに入れたと伝えている。

 イニエスタが現在プレーする日本での五輪に“参戦”するとなれば大きなトピックとなるが、同紙は「現時点で明確なのは、デ・ラ・フエンテがまだ何も決断は下しておらず、(イニエスタらの)招集の可能性を諦めてもいないということだ」と指摘。3月にはより絞られたリストの提出が予定されており、そこにイニエスタの名前があるかは注目すべきポイントとなりそうだ。(Football ZONE web編集部)

東京五輪出場の可能性が浮上したMFイニエスタ【写真:Getty Images】


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