ドルトムントの先輩オーバメヤンも鮮烈デビュー、ルーニーは圧巻の「忘れられない夜」
今冬にドルトムントへと移籍を果たしたノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドは、新天地デビュー戦となったブンデスリーガ第18節アウグスブルク戦で途中出場ながらハットトリックを達成し、5-3勝利に貢献した。英サッカーメディア「90min」は、このインパクトあふれるデビュー戦に負けない「5つのサッカー史上、最高のデビュー戦」を特集している。
衝撃的なデビュー戦だった。ブンデスリーガ第18節アウグスブルク対ドルトムント戦で、今冬に移籍したばかりのホランドは途中出場でピッチに立つと、チームを逆転勝利に導くハットトリックを達成。周りの懐疑的な雰囲気を一気に吹き飛ばすことになった。
そんなホランドにも負けない衝撃的なデビュー戦を飾った男たちがいた。その1人が、ドルトムントの先輩にあたる現アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリック・オーバメヤンだ。2013年に加入したオーバメヤンは、奇しくもハーランドと同じくアウグスブルクを相手にデビュー戦でハットトリックを達成。鮮烈なデビューを飾っている。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の歴史の中で「最も象徴的な瞬間の一つ」として覚えられているのは、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーのデビュー戦だろう。
10代ながら鳴り物入りでマンチェスター・ユナイテッドに加入したルーニーは、CLのグループリーグ・フェネルバフチェ戦(6-2)でデビューを飾った。そこで見せたのは圧巻のゴールラッシュ。ユナイテッドでのデビュー戦、加えてCLの舞台でのハットトリックは「忘れられない夜」と形容されるほどのインパクトを与えている。
元ブラジル代表や元伊代表にも脚光、いまだ現役の名ストライカーも特大インパクト
その他には、93年のレアル・ソシエダ戦でデビューを飾った元ブラジル代表FWロマーリオのハットトリック、99年にインテルに加入したばかりの元イタリア代表FWクリスチャン・ヴィエリが決めたハットトリックが取り上げられている。
また12年にパリ・サンジェルマン(PSG)に加入したばかりの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラモビッチが、デビュー戦で決めた2ゴールも大きなインパクトを残している。0-2とビハインドのなか、イブラヒモビッチはチームに勝ち点をもたらす2ゴールを奪取。「すべての中心」と称されたように、そこからイブラヒモビッチのチームとなっていくことを物語るような試合となった。
今回、取り上げられた選手たちは、いずれも世界的なスーパースターとして飛躍を遂げた。そうした流れを汲めば、ホランドの未来も前途洋々と言えそうだ。(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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