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前半戦19試合を終えた段階での寸評を公開 18位マジョルカは「守備で苦労」と指摘

 リーガ・エスパニョーラの20クラブが前半戦の19試合を戦い終えたタイミングで、スペイン紙「マルカ」は各クラブの戦いぶりを特集。各クラブの寸評が書かれた記事のなかで、18位のマジョルカでは日本代表MF久保建英についても記されている。

 現在、12勝4分3敗で首位に立っているバルセロナについては、「最初の19試合では浮き沈みがあった。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを負傷で欠きながらも序盤は上々のスタートを切った。しかし、アウェーゲームでいくつかのポイントを失った」と総括。選手個々にも言及し、「メッシドイツ代表GKマルクアンドレ・テア・シュテーゲン、スペイン代表DFジェラール・ピケの3選手が最も高いパフォーマンスを示した」とし、メッシを中心とした攻撃陣が機能し始めているとも評価している。

 バルサと勝ち点40で並び、2位につけているレアル・マドリードについては、「アイデンティティーを欠いた序盤は出遅れたが、ジネディーヌ・ジダン監督が数試合で解決策を見出した」と、指揮官の手腕を評価。選手では、「ベルギー代表GKティボー・クルトワがいくつかの試合で堅固な守備を披露」「ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが新たな発見となった」と記している。

 日本代表MF乾貴士の所属する16位のエイバルについては、「直近7試合で5つの敗戦を喫し、降格ゾーンからわずか勝ち点4のところにいる」と現状を整理。そのうえで、計6得点しか挙げられていないFW陣に問題があるとした。

 18位と降格ゾーンで苦しんでいるマジョルカについては、「守備面で苦労している」とし、「夏の補強では唯一、久保建英だけがチームフィットすることができた。FWではアンテ・ブディミルだけが良いパフォーマンスを見せた」と評価。低迷するチームにおいて、久保を数少ないポジティブな要素として挙げた。“及第点”の評価を得た久保は、現地時間19日のバレンシア戦からスタートするリーグ後半戦で、どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

マジョルカMF久保建英の後半戦での活躍に期待だ【写真:Getty Images】


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